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2008年5月11日 (日)

MR-Sについて(その1):走行面

もともとこのブログは,夜景の綺麗なホテルと愛車MR-Sについて書いていこうと思ってはじめたのですが,現在はドラマレビューが中心になってしまっています(笑)。少々不本意なので,MR-Sについて書こうと思います。

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MR-Sはトヨタが1999年に発売開始したオープンカーです。ミッドシップのオープンカーというスポーツカーとしては魅力的なセールスポイント,しかも比較的安価ということで,発売当初は注目されましたが,折からのスポーツカー衰退の流れには勝てず,販売は低調に推移し,2007年にはあえなく販売を終了しました。売れなかった理由としては,なんとなく絵にならないスタイリングやパワー不足などいろいろあると思いますが,独立したトランクルームを持たず,あまりに積載性が悪いことが大きかったのではないかと思います。私自身,この車しか持てないという状況だったら,とても買う気にはならないと思います。

私がこの車を購入した理由としては,不人気車ということもあり,中古車価格が比較的こなれていたことが大きいです。2004年ごろで5年落ちの中古車が100万円~120万円になっていました。私の場合,すでに1台万能車のインプレッサ(これも中古)がありましたので,新車1台買うよりはリーズナブルだろうと思い,購入しました。でも,よく妻が許してくれたものです。最初はあまりいい顔をしませんでしたが,「1回くらいは贅沢をしてもいいよ。」と快くOKを出してくれました。妻の理解には今も感謝しております。

さて,乗ってみての印象です。

まず,ハンドリングですが,ミッドシップということで,エンジンがフロントにないため,ハンドルを切るととても軽快に旋回します。交差点を曲がるのでも小気味良く曲がってくれるので,街中で走っていてもとても楽しいです。これまでスバル車に長く乗っていて,「スポーツ性がいい」と思っていましたが,回頭性では次元が違うと思いました。山道でペースを上げていっても基本的にスムーズに曲がってくれるのですが,登りのタイトカーブとかではフロントが軽いのが災いしてか,アンダーが出やすい傾向にあります。基本的にはしっかりコーナーの入り口で荷重をかけて,一定の旋回率でレール感覚で曲がるのを楽しむ車だと思います。後輪駆動なのでどうしてもドリフトとか考えますが,いったん車が滑り出した場合,リカバリーできるか不安なので,余裕を持って曲がりを楽しむのがいいのかな,と思っています。

次にエンジンですが,この車のエンジンは1ZZ-FEという実用エンジンで,スバルのEJ20のような回したときの盛り上がりと爽快感はありません。どこまでも実用的に仕事をするエンジンです。でも,低回転からトルクが出ていて,車体が軽いこともあり,アクセルを踏んだだけリニアに反応してくれ,必要なパワーは出してくれるので,とても運転しやすいエンジンです。スバル車は明らかに高回転型のエンジンで,そこが回したときの楽しさにつながっているのですが,日常領域でも扱いやすい1ZZのようなありかたも良いと思います。というわけで,別にパワー不足は感じませんが,こういう車ですので,もっとパワフルなスポーツエンジン2ZZ-GEにはあこがれます。ちなみに,低速トルクが出ているのと車体が軽い(MR-Sの初期型は現行のフィットより軽い970kgです。)ことは燃費にも好影響を及ぼしており,リッター14キロ程度,遠乗りすると15キロ以上という,ターボの付いた軽自動車などよりよっぽど良い燃費を出してくれます。余談ですが,新聞やテレビなどで「燃費のいい軽自動車」という表現は少なくとも今売れ線の,タントやワゴンRなどのターボ車には当てはまらないはずなので,改められないかと思います。これら軽の経済性は税金優遇に尽きると思っているので。

というわけで,低速でも楽しいハンドリング,トルクフルで必要充分なパワーが出ているエンジン,日本車には珍しく10.15モード燃費に近い好燃費など,限界走行をするとかでなければ走行面ではなかなかバランスのいい車だと思います。

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