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2008年10月16日 (木)

小児救命 第1話

小西真奈美にとって2つめ(だったよな。)の主演ドラマは、またしてもお医者さんの役です。でも、「きらきら研修医」の続編ではありませんでした。(当たり前か。でも、あのドラマはさすがに見るのがきつかった。)

私は「ちゅらさん」の恋敵役で初めて小西を見たのですが、クールだけどさっぱりした感じが格好良く、単なるあて馬キャラで終わらせるのは勿体ないなと思った記憶があります。そんな彼女が(とりあえず)主役級に成長しているのを見るのは嬉しい限りでございます。

それはともかく、今回は、小児科医、青山宇宙が自分の理想とする医療を実現するために小児科病院を立ち上げるまでの話でした。

1時間の話の中に、難病あり、虐待あり、お母さんの知識不足あり、未熟なお医者さんの話ありとかなり盛りだくさんに詰め込まれていて、宇宙は本格開院前なのに目一杯奔走してしまいます。

これだけだと、よくある病院もので、「やっぱりドラマだよね」という目で見てしまいますが、この宇宙の暴走(?)ぶりを渡辺えり演ずるベテラン女医、赤池が「あんた院長失格よ!」としっかり指摘してしまうのがなかなかいい感じです。

理想の病院を目指す宇宙と、赤池をはじめとした病院としての管理の困難さを知っている人とのぶつかり合いがしっかり描かれれば面白いドラマになるかも知れません。

まあ、1つの医院に小児科医6人とか、そんな贅沢な配置の開業医はあり得ないだろうとか、スタッフの給料は大丈夫だろうかとか、開業前の医療で保険は適用になるのだろうかとか、陣内孝則は今度は医者の役か(苦笑)とか、その他にも心配になってしまう点、気になる点は多々あるのですが、今後に期待しましょう。視聴率的には期待できないような気がしますが、現実をしっかり描いた質の高いドラマになればそれはそれで意味があると思います。

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