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2008年12月 7日 (日)

レッドクリフ part1

公開から1ヶ月以上経っているのですが、土曜日のレイトショーということもあってか、15人くらいと、名取のワーナーマイカルにしては客が入っていました。

ストーリーは「三国志演義」中、劉備が新野城を捨ててから赤壁の前哨戦に至るまでのものです。三国志演義は有名なので、これだけ書けば十分でしょう(笑)。

内容なんですが、いきなり戦闘で、関羽、張飛、趙雲の大活躍が見られます。それぞれの俳優さんが迫力の立ち回りを見せていて、個人的には大満足です。

ここの描写で感心したのは、武将達が武者として活躍するだけでなく、関羽や張飛(!)が部隊の長として「一番隊、かかれ!」とか指揮を執っているシーンをしっかり入れているところです。こういうシーンがワンポイントでも入っていると、指揮官に率いられた軍勢同士が戦闘を行っているという、画面での説得力が違うと思います。

余談ですが、昨年の「風林火山」では、指揮官の板垣や、参謀の勘助の武者としての活躍に比重が置かれすぎて、本来の指揮官としての描写があまり描かれていなかったという点が不満でした。ただ、「奇襲!海ノ口」の回だけは指揮官や参謀としての役割をしっかり描いていて、秀逸だったと思います。思い返すと、この回は後の上田原とか川中島より軍勢役の人も多く、むしろ力が入っていたような気もします(笑)。あとはやっぱり人をいっぱい使った戦闘シーンは迫力があります。予算の都合もありますが、両軍合計300人くらいしかいないように見える川中島の戦いとか、何とかならないでしょうか?次回の大河ドラマでの改善を期待したいものです(って難しいだろうけど)。

ちなみに、この映画ではどちらかというと趙雲の活躍が大きく取り上げられていて、ほかの2人より目立っていたような気がします。主人公の周瑜と絡むシーンもあったし、何か理由があるのでしょうか?個人的には趙雲はファンなので大歓迎ですが。

あと、関羽役は、かの迷作大河ドラマ(でも、難しいテーマに果敢に挑んでいって見事に失敗したところが結構好きだったりします。)「北条時宗」でフビライ役を演じていたパーサンジャブが演じています。関羽は曹操本陣まで迫って派手な戦いを演じ、去っていきますが、このときも、悪い癖で、「フビライ頑張ってる!」とか、「元の軍勢なら曹操に勝てるんじゃない?」とか余計な妄想が頭の中を走ってしまいました(苦笑)。

彼らの大活躍はこのあともう1回出てきます。この時は曹操の別動隊を計略にかけて壊滅させます。この時、八卦の計を壮大な仕掛けで見せてくれるのですが、なんだか人がぐるぐる回っているだけで動きがよくわかりませんでした(笑)。そもそも「八卦の計」自体よくわからないし。

このときは孫権と劉備は既に同盟していて、孔明と周瑜は指揮所みたいなところで冷静に指揮を執っています。さっき書いたような理由もあり、「流石に指揮官と軍師ということで、役割分担をしっかりしているんだな。」と感心していた矢先、周瑜は自ら馬に乗り、大立ち回りを演じてしまいます。やはり熱血軍師です。「おいおい行っちゃったよ!これじゃガクト謙信とあまり変わらないじゃないか!」と思いつつ、やっぱり主役ということもあり、孔明との違いをドラマ上演出するという意味もあるのかな、とも思いました。なんとなく、主役が座っているだけよりは画面も映えるし(笑)。

今回はこの前哨戦までです。孔明役の金城武、呉の武将甘興役の中村獅堂もそれぞれ見せ場をもらって活躍しています。やっぱり孔明役はおいしいです。周瑜に劣らない存在感でした。

あと、日本の会社も制作に関わっているせいかもしれませんが、人物像が日本的な感じもします。中国の人も君主になってもわらじを編む劉備とか、神経質そうな孫権とか、やっぱりお転婆の孫権の妹とか、なんとなくイメージ通りのような気がします。

さっき書いた八卦の計にあっさりかかってしまう曹操軍とか、素手で曹操軍をなぎ倒していく張飛とか、見ていて「こんなことないだろう」という突っ込みどころには事欠かないですが、基本的に思い描いているイメージ通りに人物が活躍するので、違和感なく楽しく見られる映画でした。part2も楽しみです。

(追記)うちの妻は「人形劇三国志」を見ていたということで、「赤壁の戦い」について「孔明がなんかわからないけど風を起こす話でしょ」と言っていました。これだけ知っていれば予備知識としては十分かなと思います(笑)。

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