土曜時代劇「浪花の華 緒方洪庵事件帳」第4話
一通の手紙からあんなに話が膨らむとは・・・。NHK土曜時代劇恐るべしです。
章が翻訳を頼まれた手紙は、異国の地に抑留された妹が兄に助けを求めるものでした。そんな妹を抑留している関白家ってなんてひどいのだろう、と思ったら、その関白家の使者たる側室、滝川こそまさにその妹であったとは・・・。驚きです。でも、一生懸命助けに来たお兄さんはかわいそうな気もします。
左近は、そんなお兄さんを助けようと、在天別流の方針に背いていろいろ活動しますが、その総帥たる弓月王と左近は、実は兄妹ということが明らかになり、二度驚きです。
左近は立場上、思いの通り動けない兄のことを思いやっての行動だったのですね。また、異国の兄妹に自分たちの立場が二重写しになったのだろうな、と思います。このあたりの辛さとか、兄に尽くす妹の姿を栗山千明が一生懸命表現しているのが印象的でした。
こうやってみると、なんとなく、やっぱり左近が主役に見えますが(笑)、章も頑張っていますね。
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