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2009年1月24日 (土)

土曜時代劇「浪花の華 緒方洪庵事件帳」第3回

話が良くまとまっていて、今回も面白かったです。

蘭学塾に薩摩藩から来ている薩摩藩士が両替商のせいで国に帰らなければならないということで、最初は両替商が悪いのかと思っていました。よくある話ですし。

ところが、実は薩摩藩が借金を踏み倒したところに原因があり、その踏み倒しの損害を若干でも軽くしようと、左近たちが頑張ったことで、薩摩藩に狙われているということがわかってくるというどんでん返しが待っていました。

しかし、左近たち、「在天別流」の働きで、薩摩藩の実力者、調所は、踏み倒したお金のうち、20万両を両替商達に返すことを約束させられるというのが、今回のお話です。

いやー、今回も左近役、栗山千明が格好いいです。顔つきもきりっとしているし、声もいいです。男装の美剣士として魅力満点です。はまり役になるような気もします。彼女の欠点として、口が半開きになることが多いのですが、かなり改善されていたのではないでしょうか?

今回は左近が主役のような感じで、主役の章の影が薄くなってしまいましたが、彼が、大坂で繰り広げられる武士と商人のせめぎ合いを見て、医師として努力していくことを決意する姿を描いたのは、とても良かったと思います。よく短い30分の中でこれだけの内容を盛り込んだなあ、と感心します。

あと、個人的には、薩摩藩の借金踏み倒しの話をドラマに入れてきたのが結構新鮮です。この話って、後で薩摩が明治維新の主役になるせいか、あまりネガティブな話として取り上げられない気もします。

まあ、ユリウス・カエサルや最近のアメリカ自動車業界もそうですが、借金については。借り主が大きすぎると、つぶしたときの影響が大きすぎて、なかなか難しい所もあるようですが、踏み倒してしまえば、当然ながら、それで生活が破壊された人は大勢いると思います。

そこで、あえて単純に、薩摩藩=悪役と割り切って勧善懲悪のドラマにしたのは、センスが良かったと思います。実際、貸し主にしてみれば、薩摩藩は、正当性なく借りたお金を返さない、悪い連中でしかないわけだし。

余談ですが、丁度、同時代に、上杉家では、名君鷹山をはじめとした人たちの地道な努力で借金を着実に返したことをと比べると、えらい違いだな、と感じます。

あと、ここまで考えていたら、「篤姫」をみて感動していた人の祖先には、薩摩藩の踏み倒しで苦労した人も大勢いるんだろうな、とちょっと皮肉に思ってしまいました(苦笑)。

なんか、「浪花の華」と関係ない話になってしまいました。ちょっと反省。

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