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2009年2月

2009年2月28日 (土)

ドラマスペシャル 白洲次郎 第1回

主演にあまりいいイメージがなかったので、見るかどうか迷ったのですが、結局見てしまいました。というか、中谷美紀が連続ドラマに出るのはとても久しぶりなので、そちらの興味が勝ったというのが本音です。

その中谷ですが、(ちょっとお肌が荒れてるのは気になりますが)とてもメリハリの効いた演技でした。ただの深窓の令嬢ではなく、たばこを吹かしたり、反対する親を黙らせて(!)結婚したり、一癖あるお嬢さんを上手く演じていたと思います。あの手の役をさせると右に出る人はいないのではないでしょうか。ちなみに、次郎と結婚する前より、後半の、戦争に突入し、町田に疎開するあたりの方が若く健康的に見えるのが面白かったです。子どももいるのに。

その他の人では、吉田茂(原田芳雄)と近衛文麿(岸部一徳)が特にイメージに合っていました。そうそう、気がかりだった白洲次郎(伊勢谷友介)も服装はとても決まっていましたね。演技も特にひどいとは私は思いませんでした。ただ、「この人があの伊勢谷か・・・。」と思いました。先入観は結構怖いものです。

映像とかもかなり凝っていましたし、NHKも結構な力の入れようです。ただ、そのせいで大河ドラマへの制作費が削られていたら悲しいですが。

ストーリーですが、「ハゲタカ」の演出の方が脚本も担当したせいか、いい意味で女々しくなくて、さっぱりしていて、わりと好きです。特に、次郎の父が亡くなった場面で、出入りの職人の方が、父親の終の棲家を作るということで力を入れて棺を作るのですが、ありがちなお涙頂戴にならないあたりにセンスの良さを感じます。父親は事業に失敗して隠居のようになってしまうのですが、このように、彼に最後まで尽くそうとする職人さんや、理解者の妻がいて、それなりに幸せだったのではないでしょうか。

まあ、次郎が格好良く描かれすぎていて、なんとなく胡散臭い感じがするとか、全般に何となく貴族趣味的で、我々庶民には嫌みな感じもあるな(「ノブレスオブリージュ(貴族の義務)」という言葉とか、この時代だったらまだいいけど、この民主主義の時代では、たとえオバマ大統領でも使わなさそうな気がします。)とか、気になるところもいろいろあるのですが、すぐ涙する主人公(なんとなく、どのドラマのことを言いたいかはわかるでしょうか。)が全盛のこの時期に、あえて毅然とした人物を描いたこのドラマは異彩を放っていて、なかなかいいのでは?と思います。

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2009年2月27日 (金)

ラブシャッフル 第7話

今日は仕事が長引いて、結構ぎりぎりに放送に間に合いました。危なかった!(一応録画はしていましたが。)

このドラマも7回目ですが、だんだん組み合わせの意味がなくなってきたような気がします。まあ、話に悪影響はないのでいいのですが。

芽衣は結局、宇佐美に改めて結婚の意思を伝えます。理由は、「ラブシャー」でいろいろ素晴らしい人と出会って改めて宇佐美の温かさがわかったといった所で、まあ、芽衣も成長したのでしょうね。ただ、一方で、彼女は旺次郎に、気になる人は諭吉だとも話します。これだけ見ると二股を賭けている風にも見えるのですが、演じているのが貫地谷ということもあってか、相当に深い考えがあるように見えるのが面白いところです。そういえば、今日はちょっと理知的な印象を受けました。微妙に演じ分けているのかなあ。まあ、先週予想していた芽衣-愛瑠という線は(多分)なくなりましたが、ちょっと目が離せません。

芽衣は宇佐美より前に愛瑠にそのことを伝えますが、そのことで愛瑠はかなり取り乱します。さばさばしているようで、意外にナイーブなキャラクターですね。やはり、一見お嬢様風で実は芯がえらく強い芽衣と対照的に描かれているような感じがします。

また、宇佐美の反応も微妙でしたね。「好きなんだ」とかすぐに出てこないあたり、彼の心境にも変化があるのでしょうね。

それにしても、芽衣と愛瑠ならどっちがいいかなあ。今日見た感じでは、芽衣は結婚すると賢夫人になるタイプのような気がします。愛瑠には振り回されるかも。

一方、海里(今日の海里はかわいい)は父親から離れて旺次郎の元に身を寄せます。ここのシーンは「高校教師」を思い出しますが、父親が妙に物わかりが良くて拍子抜けです。お父さん、いい人ですね。野島伸司は絶対視聴者の反応を予想して楽しんでいるような気がします(笑)。でも、海里へこっそり語りかける菊田の反応が怖いです。何をたくらんでいるのでしょう。このあたりも野島伸司です(笑)。でも、旺次郎への菊田の視線が怪しいですね。谷原章介は上手だなと思います。

今日は玲子さんの登場が少なくてちょっと淋しかったです。結構お気に入りの人物になってきたので。小島聖はこのドラマに出て正解だったような気がします。

来週あたりには方向性が固まるのかな?シリアスな場面が増えてきましたが、結構笑えるシーンもいっぱいあるのが嬉しいです。あと、音楽の入れ方がとても格好いいです。

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2009年2月24日 (火)

DIREZZA DZ 101について

このブログの訪問履歴を見ると、結構「MR-S ラゲージ」とかの検索フレーズで訪問してくれる人が多いのが嬉しいです。たまにはMR-S関係も更新しないと。

今回はタイヤの話です。

MR-Sを買ったときには、ブリヂストンのポテンザRE-040が付いていましたが、いろいろな所で指摘されるように、このタイヤは初期反応が敏感すぎて落ち着きません。中古車で買ったので、かなりタイヤがくたびれていたこともあり、すぐに交換となりました。

今履いているのは、ダンロップのDIREZZA DZ 101です。見た目重視で前後16インチにしています。ちょっと燃費は落ちますが。

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変えてみての感想ですが、初期反応は大部マイルドになりましたが、MRらしい素直な反応は失われていません。また、グリップにも不足は感じませんし、走行時の音も別にうるさくないということで、特に欠点のないタイヤです。

購入時に迷ったのは、ヨコハマのS-Driveですが、DIREZZAの方がちょっと古いタイヤということもあり、価格が安かったのと、当時S-Driveが出たてで、まだ情報が少なかったこと、何より、ヨコハマのスポーツタイヤにはうるさいという悪印象が強かった(グランプリM5とか、本当にひどかった!)のが、ダンロップを選んだ理由です。

今であれば、S-Driveもそれほど評判が悪くないので、好みでどちらを選んでもいいと思いますが、DZ 101は価格、走行音、グリップ、操作性のバランスが極めて良い、ある意味名作だと思います。発売からかなり時間が経っているので、そろそろモデルチェンジかもしれませんが、今でも断然お薦めです。

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2009年2月22日 (日)

天地人 第8回 「謙信の遺言」

「手取川の戦い」は本来、謙信晩年を飾る戦いで、長篠の合戦以降、信長の主力軍が唯一惨敗した戦いなんです。(まあ、この戦い自体がなかったとの話もありますが)

まあ、合戦の場面がまともに描けていないこの大河にあまり期待は出来ないな、と思いながら見ていたのですが、やはり、ごく簡単に片付けられてしまいました。蟄居している兼続に初音があらすじを伝えるだけで終わりとは・・・。(初音については明らかに不要なキャラですが、ノーコメント)

思えば2年前の「風林火山」の第8回はあの「奇襲!海ノ口」で、勘助の知略と板垣の武勇が存分に発揮され、晴信が遂に覚醒し、武田に敗れる敗者の悲しさまで描ききったのを思えば、隔世の感があります。(もっとも、この回の視聴率はそれほど高くなかったので、費用対効果から合戦の場面は控えるようにしたとすると、それはそれでわかるような気もします(苦笑)。)

昔の大河「武田信玄」では、信玄死後に天下を窺う信長を柴田恭兵演じる謙信がまさしく痛撃を加えるシーンがとても格好良かっただけに、今回の扱いはただただ残念であります。阿部寛も無念かも。一話まるまる使って、なぜ謙信が恐れられたか、しっかり伝わる回にして欲しかったです。

ひとつだけ良かった点を挙げると、景勝(北村一輝)が意外に温かい人に描かれていることかな?彼を中心に厳しい時代を団結して乗り切る姿がしっかり描かれるといいですね。

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レイアウトを作ってます。

今、Nゲージのレイアウトをこつこつ作っています。

Img_0738

手前から、京急2100形、JR東海キハ85「ワイドビューひだ」、JR東日本E351系「スーパーあずさ」、一番奥がJR九州キハ66,67です。

トミックスのレイアウトボードを2枚L字型に組んで、1500×900mmの変則配置にする予定です。

本当は1800×900mmの複線配置にしようと思っていたのですが、来客があったときには移動させる前提で考えると大きすぎるので、この形に落ち着きました。

あまり細部にこだわらずに作ろうと思っていますが、結構細かい作業が多いので、おおざっぱな私には大変です。まあ、大体駅のシールも貼り終わったので、もう少しです。

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2009年2月20日 (金)

ラブシャッフル 第6話

菊田(谷原章介)の恋人については、結構ネット掲示板でもいろいろな説が乱れ飛んでいましたが、まさか、本当に旺次郎(松田翔太)似とは・・・(絶句)。さすがは野島伸司です。

今日は芽衣(貫地谷しほり)と宇佐美(玉木宏)の間にややすきま風が吹いたり(やっぱり芽衣の気持ちはよくわかりません。私には)、結構重い展開が続いたような気がしますが、最後の衝撃が吹き飛ばしてくれました。

こうなると、芽衣の気になる人も男性ではなかったりして・・・。ちなみに、芽衣と愛瑠のシーンは仲が良さそうでほのぼのします。

あと、最初はちょっと場違いな印象だった玲子さん(小島聖)が出てくると、ちょっと雰囲気が変わってほっとするようになってきました。彼女だけ、落ち着いているのがいいのかもしれません。

いやー、今後どうなるのでしょうか?恐るべし野島伸司。といっても視聴率に反映していないのがまた面白いです(笑)。

あと、今日の菊田と芽衣がデートしていたのは、多分、お台場のホテル日航東京ですね。むちゃくちゃ夜景が綺麗なシーンでした。先週の宇佐美が警察に連れて行かれるシーンも芝浦のインターコンチネンタル東京ベイの前(だと思う)だったし、結構夜景の綺麗なスポットに凝っていますね。いいことです。

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2009年2月16日 (月)

沸騰都市 -シンガポールと東京-

NHKスペシャル「沸騰都市」、2夜連続で放送してました。

シンガポールと東京、それぞれ生き残りを賭けているのは一緒ですが、アプローチがまるで違うのが興味深いです。

まず、昨日のシンガポールですが、シンガポールといえば、海上交易の拠点として栄えてきましたが、それだけでは生き残りは難しいと考えているようです。

余談ですが、「海上交易の拠点」という意味では、なぜかこの番組の直前の「天地人」の上杉家も立場は似ているよな、と思いました。上杉謙信の収入の大きな柱は実は中継貿易だったようですし。このあたりの経済軍事戦略をしっかり描けると「天地人」も面白くなるのですが、視聴率は下がりそうだな(笑)。

話をシンガポールに戻しますが、国にとっての財産となる知的レベルの高い人材を優遇しつつも競争させ、最大限活用し、一方で、単純労働系の労働者については外国から導入し、しかもビザの年数制限によって負担となるような流入を回避するという戦略は凄みがあります。

職場にシンガポールに行っていた人がいるので話をしていたのですが、やはり人権面では問題が多いようです。例えば、日本で同じことをするのはとても無理だと思います(国内レベルでも応用は利きそうですが、発想としては危険かも。)が、そこを生き残りのために、国家戦略として遂行してしまうシンガポールは、事の善悪とは別に、やはり凄いとは思います。

あと、今日の東京ですが、確かに東京都心部はとても狭い面積の中に大企業、ターミナル駅などの機能が異常に集約(空港だけは弱いですが、IT化でカバー可能かもしれません。意思疎通速度が確保されていれば、人間の移動速度の向上の重要性は、実はそれほどないような気もします。)していて、ある意味究極のコンパクトシティといえるかもしれません。

地上、地下をどんどん開発していくことでこの集約性にさらに磨きをかけ、生き残っていくという戦略はなるほどと思いました。実際、ここまで立体的に開発されている都市は世界的に見ても珍しいような気がします。

一方で思ったのは、もの凄い開発の影にある問題点、例えば、エネルギー(地下で農作物を作るエネルギーはどこから持ってくるのでしょう?)問題とか、高層マンション林立によりいずれ起きる急速な高齢化とかについては全く触れないなど、切り口が結構NHKにしては作為的で、パワーポイントでいいところだけを示すプレゼンみたいだな、と思いました。

ただ、徹底的な集約化により拠点性をさらに高め、人、物、金を呼び入れることでこれらの課題を乗り切ることが可能だと考えているのかもしれません。危険なような気はしますが、理解できなくもないです。

もう一つ印象的だったのは、東京だけは、公的セクションの意思がほとんど表れませんでした。国や東京都は、生き残りをどう考えているのか、と気になりました(まあ、ここは日本ですし、それほど急進的な政策は打ち出せないのだと思います。)が、民間セクションだけで、国を挙げたシンガポールなどの政策に対抗できているのは、ある意味凄い実力だなとは思います。

というわけで、東京については、今まで考えていたのとは違った視点を提供されたような気がします。これまで否定的に見がちだった東京の相次ぐビル開発について、また別の目で見られそうです。ラストシーンの東京の夜景もとても綺麗でした。まあ、どのくらいエネルギーを使っているのだろうとも思いましたが。

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2009年2月15日 (日)

「北海道すたいる」を見ています

BS日テレで日曜日の正午から放送している番組です。日曜日に家にいるときはいつも見ています。

北海道の様々な観光スポットを綺麗なモデルさんが案内するコーナーがお気に入りです。地上波の旅番組と違い、ゲストのトークとか一切ないので見やすいです。今日(2月15日)は函館の紹介でしたが、美しい映像が流れ、思わず行きたくなります。家にいながら旅行気分が味わえ、結構お薦めの番組です。(ただ、全国でどのくらいの人が見ているのだろう?)BSデジタルも、こういう番組がもっとあるといいのですが・・・。

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ラブシャッフル 第5話

金曜日は飲み会があったりして、視聴が昨日になってしまったこともあり、簡単な感想です。

かなり宇佐美をめぐる本線の流れ(芽衣と愛瑠)と、旺次郎と海里を中心としたもう一つの流れに分かれてきたような気がします。

個人的には、芽衣と愛瑠がとても対照的に描写されてきたのが面白いと思っています。

愛瑠はさばさばしているようで、実は情が厚く、いろいろな相手の弱い部分に目を向けて、そこになんとか支えなくっちゃという思いでその相手を好きになるタイプの人なんだろうな、と思います。ドラマ中では諭吉、菊田、宇佐美と次々に好きになる人を変えているように見えますが、そういう意味では行動は一貫していて、見ていて結構わかりやすいし、個人的には好感が持てます。

一方、芽衣ですが、前から思っていたのですが、見ていて一番よくわからない人物です。宇佐美のことは好きなのでしょうけど、どこが好きなのか、好きならなぜ「ラブシャー」に参加するのか、やっぱりよくわかりません。ただ、今週は、宇佐美が彼女の求める「キラキラした」人物になろうとして辞表を提出していましたが、どうも芽衣が求めているのがそういうことではないんだろうな、というのは何となくわかるような気がします。今週で「ラブシャー」も一巡したわけですが、見ているとこの2人のシーンが一番座りが悪いような気がします。少なくとも、宇佐美-愛瑠よりはしっくり来ません。もしかすると、野島伸司のいう「愛よりも相性が大事」をこの2人は的確に表現しているのかもしれません。そういう意味では、玉木-貫地谷はいい演技をしていると思いますが、見ている人は「なんでこの2人が恋人なんだろう?」とストレスがたまるような気がします。

あとは、玲子さんが意外にいい感じになってきたような気がします。他のメンバーより少し年齢が上なので、愛瑠や海里への接し方など見ていても、ちょっと視野が広い感じがします。多分、ドラマ制作者が彼女の生かし方に気づいたのかもしれません。そういう意味で、メインの話(芽衣、愛瑠)、別のライン(海里)、交通整理(玲子)みたいに女性陣は役割分担がはっきりしたような気もします。

ここまで書いていませんでしたが、今週は旺次郎-海里も結構動きがありました。旺次郎が海里の前で自分の薄っぺらさを告白するシーンなどはいかにも野島伸司的だな、と思いました。関係ありませんが、このとき旺次郎が投げ捨てたカメラは私も持っていて、「あれっ、EOS55じゃん。」と気づいたのですが、すぐにカメラのたどる運命に気づいて、ちょっと悲しくなりました(笑)。プロカメラマンが使うカメラではないと思いますが、いいカメラなのに・・・(涙)。

このシーンは、個人的には、「プロカメラマンが商売道具を投げたりする?」とか「カメラを裸で棚に置いてると、地震になった時に落っこちたりしたら大変では?」とか、結構突っ込みを入れてしまいました。ちなみに、私は平成15年の地震のとき、やはり棚に裸で置いていたEOS55が落ちてしまい、レンズをだめにしてしまった経験があります。突っ込みを入れつつも、愛着ある品を綺麗に並べておきたい気持ちはわかりますが、地震には気をつけましょう。ってもう別の話ですね(苦笑)。

簡単に終わらせようと思ったのですが、書いていたら結構長くなってしまいました。

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2009年2月 8日 (日)

警官の血 第二夜

うーん、昨日の方が個人的には好みです。明日は仕事だし、眠いので感想は手短にします。

第三部ともいうべき和也編ですが、途中、加賀谷(佐藤浩市)のパートが長かった!ほとんど和也が空気状態で、おまけに恋人も寝取られてしまいます。しかも、本筋に与える直接的影響は、父に関する疑惑を与える一言を投げかけるということだけです。

栗山千明演じる恋人、由香も和也から簡単に加賀谷に乗り換えてしまい、加賀谷が逮捕されるシーンで一緒に取り調べに連行されるシーンで登場が終わり、昨日の貫地谷しほりや木村佳乃と比べると、かなりどうでもいい役だったような気がします。まあ、今クールは上手く行くと代表作になりそうな「浪花の華」に出ているし、彼女にとってはこのドラマは忘れてもいいかもしれません。

まあ、全くつまらないわけでもなく、演じるのが伊藤英明ということもあり(笑)最初は頼りなかった和也が、最後は一人前の風格を漂わせるようになっていったのは良かったです。ラストシーンの笛を吹くところにも成長を感じました。

あと、裏の主役とも言うべき早瀬(椎名桔平)は最後まで謝りませんでしたね。確かに彼も地獄のような経験をしてきましたが、そういう経験をしたのと情報源に使っていた人たちを殺したりするのは関係ないはずです。そこに最後まで気づきませんでした。でも、そういうすり替えに乗せられて、民雄は殉職することになってしまうのが悲しかったです。(この時の民雄の目付きの変化が凄かった!本当に危ない目をしていました。)

もっとも、和也は早瀬の詭弁を乗り越え、逆用して、自力で警官の仕事を続けていくようにこぎ付いたのは、やはり成長なのでしょう。

というわけで、見終わって気分がすっきりとした訳ではありませんが、まあ、救いようもないエンディングではなく良かったです。個人的には、吉岡-貫地谷の迫真の演技が一番印象に残りました。

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警官の血 第一夜

テレビ朝日の開局50周年記念ドラマだそうです。結構「開局50周年記念」とかって多いので、なんとなくありがたみが薄いような気もします。

安城家の警官三代を描いた二夜連続のドラマで、第一夜は清二(江口洋介)の話と、その息子、民雄(吉岡秀隆)の話の前半部までです。

まず、清二編ですが、男娼役の人の艶めかしさにびっくりです。清二の妻、多津役で木村佳乃が出ているのですが、明らかに男娼役の人たちの方が色気があります。まあ、実直な警官の妻と言うことで、そんなに色気があっても変なのですが(笑)。

演技自体は、江口も木村も頑張っていると思います。ちょっと展開が駆け足の感もあるし、清二の性格が別に屈折しているわけではないので深みにはやや欠けますが、真面目に仕事をして、町の安全のために一生懸命頑張る清二と、それを明るく支える多津の姿は見ていて清々しかったです。

男娼殺しを追いかけていた清二が殺された(江口洋介を使っていながら、あっさり死んでしまうのには驚きました。)後、民雄編に移行します。

民雄は、ある意味一本道で理想の警官を目指した清二と違い、警察のスパイとして大学の過激派グループに潜入し、その重圧に苦しんで精神を病んでしまいます。そして、病院で知り合った看護婦、順子と結婚しますが、深い心の傷が癒えない彼は順子に手を上げてしまいます。かなり複雑な役ですが、吉岡が好演していました。彼ももう38歳らしいですが、大学生役とかそれほど違和感がありませんし(というより、最初の大学生役が一番老けて見えて、その後、結婚して駐在所勤務になる後の方ほど若く見えてくるのがなかなか面白いところです。)、精神的負担からDVに至ってしまうシーンなど、迫真の演技だったと思います。

順子役を演じたのが貫地谷しほりです。彼女の役も初々しい看護婦から、2人の子持ちに至るまでなかなかバリエーションに富んでいますが、どのシーンも違和感がないのが流石です。(ただ、まだ23歳なのに、別に老けメイクもせずに2人の子持ちの役がばっちりはまっているのは、ある意味で問題かも(笑))夫のDVに耐えながら、それでも民雄を支え続ける姿が素晴らしかったです。

やはり貫地谷は、こういうちょっと古風な女性を演じさせると力を存分に発揮しますね。「ラブシャッフル」での令嬢役より断然輝いているような気がします。(もっとも、営業上は、役のバリエーションを広げるためには、ああいうドラマに出るのは大事でしょうけど。)個人的には、「風林火山」以来、久々のはまり役だったと思います。

吉岡と貫地谷の熱演もあって、民雄編はなかなか良くまとまっていたと思います。今日は民雄編の後半と、民雄の息子、和也編ですが、佐藤浩市と栗山千明が出るのが楽しみです。でも、この2人だと、なんとなく、新選組VS在天別流みたいですね(笑)。それはそれで見てみたいような気が・・・。

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2009年2月 7日 (土)

ラブシャッフル 第4話

今週は予告の見せ方が上手くて、すっかりだまされました(笑)。

愛瑠と芽衣が暴走族に連れ去られるのかと思っていたら、連れ去った人たちは諭吉に雇われた人たちで、暴走族は助けに来たのですね。宇佐美の啖呵も台無しです。

この2週間、宇佐美の格好いいシーンが最後に入るので、今週も(なんかわからないけど)宇佐美が格好良く2人を助けるんだろうな、と若干のマンネリ感を感じつつ予想していたのですが、見事にだまされました。

このあと、会社に乗り込んできた暴走族リーダー(この人がかなり男らしく、格好良かったのが、またあり得ないけどいい感じでした(笑)。)との対決→屋形船での和解と繋がるのですが、こんなのあり得ないだろう、と思いつつ、なかなかすきっとした解決でした。この展開の中で、お金がすべてだと考えていた諭吉が、宇佐美や愛瑠、芽衣の言葉で人生、それだけじゃないんだということに気づいていく所も良かったです。

多分、あり得なさが嫌な人も多いと思いますが、私は全然気になりません。見る人の心がぱっと暖かくなるような展開がいいところです。(丁度、久しぶりに「だんだん」をちら見していますが、私は中年の、子どものある元夫婦のねとっとした三角関係を見ていると気持ちが悪くなります。好きな人も多いのでしょうか。)

あと、今週も旺次郎は良かったです。ある意味最も二枚目な役のような気がします。今週は海里とのラブシャーでしたが、実は誰とでも似合うのが凄いところです。

今まで無表情だった海里も変化が現れ出しましたね。やっと吉高由里子の良さが出てきたような気がします。硬質で陶器のような美少女、いかにも野島伸司の好きそうな(笑)キャラクターです。

今週ちょっと思ったのですが、海里には母親がいないのでしょうか?このあたりが正人の所に通っている原因なのかな、と思いました。(それにしても、父親が芸術家なあたり、片親だとすると「高校教師」の二宮家みたいだな。)玲子の胸を触らせてもらっているシーンがありましたが、もしかすると母性を求めているのかな?と思いました(多分考えすぎでしょうが)

玲子の一言にもあったように、来週のラブシャーで正人の真相も明らかになるような気もします。彼の机の写真の秘密は何なのでしょうか。いろいろな角度からますます気になる来週です。

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2009年2月 1日 (日)

映画版「ハゲタカ」(その2)

映画「ハゲタカ」のホームページは折に触れてチェックしているのですが、少しずつ充実してきています。密かにストーリー、キャスト、予告編が増えていました。このうち、予告編はテレビ版の再編集とでも言うべきもので、それほど新味はありません。

注目はなんと言ってもキャストとストーリーです。このうち、キャストにはちゃんと「西野治:松田龍平、飯島亮介:中尾彬」の名前がありました。一安心です。

ストーリーの中で気づいた点を何点か。

「西野屋旅館代表・西野治」が大受けでした。結局、西野屋旅館を買い戻して再出発するのですね。ドラマ中で、経営センスは鷲津も認めていた彼のことなので立派に立て直しているのでしょう(と勝手に予想する。)

「MGS銀行頭取・飯島亮介」ついに頭取に上り詰めたのですね。何となく納得です。ただ、ドラマ中では某銀行と再度の合併は行っていないようです(笑)。

「東洋テレビの敏腕女性キャスター・三島由香」この映画は現代の設定のようなので、34から35歳くらいになっていると思います。栗山千明にこの年代の役をさせるのも大胆です。あと、「三島」なのですね(笑)。

ストーリー自体は、「ふーん、そうなの?」といったところも多く、特に、リアリティにちょっと不安を感じます。ドラマ版はそれぞれの年代のトピックを反映した、十分に現実を感じさせるものでしたので。鷲津が単なる「世直し人」に描かれなければいいな、と思います。そんな単純なドラマではないと思うので。

ただ、もし「世直し人」になっちゃっても、それはそれで仕方ないような気がします。前にも書きましたが、なにしろ先が見えない経済情勢の中なので、なんとなく、ストーリー展開にも「この状況の中で、納得できる筋書きを一生懸命考えようとした。」苦心は感じます。

一ファンとしては、いくら話題になったドラマとはいえ、視聴率的には6~7%のドラマを再々放送し、映画化までしてくれるだけでも有り難いです。この思いがけないプレゼントで、「ハゲタカ」の世界が再度味わえるのは嬉しい限りです。ただ、もちろん、「ハゲタカ」にふさわしいストーリーになることは期待したいと思います。

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