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2009年3月 9日 (月)

浪花の華~緒方洪庵事件帳~ 全体感想

「浪花の華」ですが、途中で感想は書かなくなっていましたが、最終回まで見ました。

最終回ですが、特に若狭(池内博之)が良かったですね。ピンチになった章たちを助けに来たときの立ち回りも迫力がありましたし、その後、左近に別れの挨拶に来た章に、在天別流の隠された姿を話し、選別のまんじゅうを渡すあたり、とても男らしくて格好良かったです。

その他にも、在天別流の行く末を見据える弓月王(宮内敦士)の毅然とした姿や、蘭学を武器に幕府転覆を狙う佐伯(加藤虎之介)に、学問の本質を話す先生(蟹江敬三)の真剣な姿や、奥さん(萬田久子)の女傑ぶりなど、最終回にふさわしく、みんなに見せ場が用意されているのが素晴らしいと思います。

それにしても、「無知な民衆を蘭学で導いていく」佐伯の考え方とか、まるで「ガンダム」みたいと思ったのは私だけでしょうか?加藤虎之介も「ちりとてちん」以来、ドラマに出ることが多くなりましたが、今回のような、屈折した犯罪者の役が多いような気がしますね。

全体的な感想ですが、最初はとても頼りなかった章(窪田正孝)が、様々な事件を通して成長していく姿が丁寧に描かれていました。最後、彼はさらなる修行のために江戸に旅立つのですが、最初の頃とは別人のように立派になっていました。この成長を一緒に体験できたのは良かったです。

もう一人の主人公、左近(栗山千明)ですが、凛々しさはそのままに、徐々に柔らかい表情が増えていきました。章と出会って、彼女も成長したのでしょう。途中から、ほとんど町娘姿が登場しなくなったのがちょっと残念ではありますが、どちらが似合っていたかというと、男装の方が断然良かったです。このあたりは栗山千明も複雑かもしれません(笑)。

というわけで、30分という短い枠の仲で、様々な要素を過不足なく詰め込んで飽きさせない、脚本、演出ともにまとまりのいい時代劇でした。「陽炎の辻」もそうですが、土曜時代劇は外れが少ないと思います。

最終回(WBC日韓戦とぶつかったのはさすがに厳しかったですね。私もリアルタイムではそっちを見てました。)以外は視聴率も安定していたし、続編があってもおかしくないかもしれませんが、最終回でその後の話もすべて言ってしまったので、多分ないでしょう。

この枠の次作は「陽炎の辻3」です。お家騒動も大体片付いてたので、どのように話を展開させるのか興味はありますが、これまた楽しみです。

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