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2009年9月

2009年9月27日 (日)

再生の町 最終回

ある意味定番の展開でしたが、上手くまとめた最終回という印象です。

ただ、注目していた、高岡(筒井道隆)たちが立てたビジョンは、市民と行政のパートナーシップによる町の再生というもので、この考え方自体は、それこそ20年以上前から言われ続けている者なので、特に目新しいことないということもあり、現実的にそう上手く行くかは疑問がありますが、ドラマ中のなみはや市のような、人口5万人くらいの市であれば、行政と市民との距離がそう遠くない場合、実践できないことではないかもしれません。

もっとも、大きな町でも、地域単位でシステムを作り上げれば、住民参加の行政を作り上げることは不可能ではないでしょうし(現に、高齢者福祉などは、国もこういう考え方のようです。それはそれで難しいのですが。)これからは、こういうパートナーシップが必要になる時代なのだろうと思います。

また、個人的には、病院の赤字、子育て支援といった行政が担う分野の肩代わりを市民が行うという手法で解決できるのかは疑問ですが、この町の場合、市長のアピールもあり、市民の意識も高くなっていると考えれば、無理と決めつけるのもどうかとは思いました。ラスト近くで、それぞれの仕事に戻った高岡や橋本(久保山知洋)たちが、市民の電話などに「すぐに現場に行って見ましょう」みたいなスタンスを入れたり、お祭りで田村(南果歩)たちが配るチラシへの反応がとても良いのも、行政も、市民の意識も前とは違うというのを表現したかったのかもしれません。

ドラマの展開ですが、市民が参加しての拡大公開折衝という「決戦」を迎えます。今回は、これまで今ひとつ印象が薄かった市長(吉田栄作)が権藤(近藤正臣)から父の不正を改めて知らされ、逆にそのことを折衝の場で市民に知らせた上で、ニュータウンの凍結と、高岡達のビジョンによる行政の運営を集まった市民に働きかけます。この場面の市長がとても毅然としていて、決意に満ちていたのが素晴らしかったです。新しい市民のリーダーとしての説得力が十分にあったと思います。吉田栄作、好演でした。

ちなみに、折衝の前に、高岡が市長を誘い、森村(桂吉弥)の営む喫茶店で食事をするのですが、この場で、市長が、自分の父もこの町と、この町に住む人々を大事に思っていたことを改めて知る場面を入れていたのも、市長の決意に影響を与えるエピソードとして効果的だったと思います。

一方で、権藤の悪役ぶりも徹底していました。彼のおかげで、市長やプロジェクトチームがより引き立ったと思います。まあ、類型的すぎる感もありますが、ドラマとしてはわかりやすさも大事だと思いますので。

権藤が、折衝前に市長に念押しする場面とか、折衝の場で恫喝するシーンなど、迫真の演技だったと思います。結局、市長のアピールにより、まさかの敗北を喫する訳ですが、折衝終了後に、高岡に対して、彼が大事にしていた網の補修具を渡し、彼もまたこの町を思っていたというエピソードを入れたのも良かったです。

なお、見終わって思ったのが、結局、高岡が以前デパートで働いていたという設定についてです。やはり、これは一般の会社でもそうだと思うのですが、入ってすぐの人間にこのような大事な仕事のリーダーを任せるというのは違和感があります。別に、普通に公務員になって普通にキャリアを積んでいたんだけど、といった設定でも良かったんではないかなあ、と思いました。まあ、万博公園の父子のエピソードなど、ドラマ上は無視できないというのもわかりますが、難しいところですね。

総じて、難しいテーマを限られた回数の中でドラマ化するという、いろいろ制約のある中で、エンターテイメント性と現実の厳しさのバランスを上手に取って、表現していたという印象です。ラスト近く、コンサルさん(矢島健一)と認知症の父(長門浩之)の和解の場面など、エピソードの入れ方がよく考えられていたという印象です。

実際の仕事って、必ずしも「天下国家を動かす」といったダイナミックなものだけではなくて、このドラマで描かれたような地道なものがほとんどです。そんななか、間宮(岸部一徳)や高岡のような「市民の幸せを第一に」という姿勢を総論として常に忘れない(各論ではいろいろ難しいような気もしますが。)ことは大事だと思います。そういう意味では、就職を控えた大学生さんとかに見てほしいドラマです。

多分、NHKとしては「白洲次郎」の方に力が入っていたと思います(あっちはいろいろな意味で対照的ですね)し、こちらはとても地味なドラマでしたが、個人的には「ハゲタカ」「フルスイング」に続く土曜ドラマの秀作だったと思います。夏クールではこのドラマがベストかな。

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2009年9月21日 (月)

ブザー・ビート 最終回

今日は裏のTBSが「おくりびと」なのですが、前にWOWOWで放送したのを録画してあるので、心おきなく「ブザー・ビート」を見ました。そういえば、「おくりびと」の舞台って庄内でしたね。昨日行ったときはすっかり忘れてました(笑)。

さて、最終回ですが、まさしく大団円でしたね。菜月(相武紗季)は宇都宮さんとくっつきそうだし、これはこれで良かったような気がします。秀治(溝端淳平)も試合に出られるようになって、麻衣(貫地谷しほり)と結ばれそうです。莉子(北川景子)と菜月、直輝(山下智久)のメインストーリーは結構お互いに傷つけ合うような展開が多かったので、秀治-麻衣カップルには最後まで癒されました。幸せになって欲しいです。

もちろん、直輝と莉子も、行動がダイナミックではありますが、莉子は直輝のために軽井沢から試合会場の代々木に駆けつける。第2話の莉子の叱咤が再現される、それで直輝がシュートを決める、最後に二人はしっかり結ばれると、本当に定番ですよね。でも、なんだかんだ言って莉子を応援していたので、結ばれて良かったです。とても絵になるし。

まあ、最終回は、直輝と莉子の関係に限らず、ラストで直輝達のチームが優勝して終わるなんて、本当に定番の連続でした。でも、おかげで川崎や代々木なども活躍できたし、なかなか良い展開だったと思います。

総じて、非常に手堅い脚本、演出でしたけど、ラストまで破綻なくまとまったと思います。こういう、基本に立ち返ったような青春ラブストーリーって、楽しく見られて良いです。月9はこれで良いような気がします。

追記:今、再放送の「白洲次郎」を見ながら書いていますが、10時過ぎのテレビ番組って、TBS「おくりびと」:広末涼子、NHK「白洲次郎」伊勢谷友介、フジ「ブザー・ビート」永井大 という出演者だったわけで、なんとなく、因縁を感じました。ただの偶然だろうけど。ちなみに、「白洲次郎」自体は、中谷美紀の気品のありそうでなさそうな演技が面白い。あと、「再生の町」の間宮さん(こっちでは近衛文麿)と高岡の父(こっちでは白洲正子の父)も出ていて、これまたなんとなく面白いです。って最後は「ブザー・ビート」の感想でも何でもなくなってしまいました(苦笑)。

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鳥海山に秋桜を求めて

折角の5連休、家にいてばかりでもどうかと思い、昨日、日帰りドライブに行ってきました。

目的は「鳥海山とコスモス」の写真を撮ることです。

朝、5時半に自宅を出発し、仙台南ICから東北道を北上します。連休中ですが、早朝ということもあり、それほど交通量が多いわけでもありません。ただ、鶴巣PAとか、車中泊と思われる車で満車なのには驚きました。まあ、人それぞれですが、個人的には、高速での車中泊は車の音も気になるだろうし、落ち着いて眠れないだろうから、あまりお薦めできないよな、と思います。

高速を古川ICで降りて、R47→R108と進んで、最初の目的地、鳥海高原家族旅行村には8時40分頃に着きました。道路改良が進んで、下道主体でも3時間ほどで鳥海山麓に着くとは、なかなか有り難いものです。

ちなみに、R108ですが、特に、鳥海町から矢島町にかけては道ばたにマリーゴールドやサルビアなどがたくさん植えられていて、中々綺麗です。楽しくドライブできました。

鳥海高原家族旅行村にはコスモス園があるので、「一面のコスモスの上に立つ鳥海山」という写真が撮れることを期待していたのですが、コスモス園と山の位置関係が、悪く残念ながらもろくもその夢は崩れ去りました(笑)。代わりに撮ったのがこの写真です。(一応鳥海山もちょっと写っています。)光線状態も悪かったですね。

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ちなみに、気になったのは、ここのコスモスは少し発育が悪いような気がします。茎も細いし、ちょっと心配になってしまいます。R108沿いには、アスファルトの継ぎ目から生えている、まるで雑草のようなコスモスが結構咲いていた(この手のコスモスを、妻と「雑草コスモス」と呼んでいました(笑))のですが、こういうコスモスの方が生育条件は相当悪いはずなのに、茎も太く、花も大きく咲いていました、花も過保護は禁物ということなのでしょうか?

それはともかく、このあたりはのどかでいいところです。旅行村の近所を走っていて、コスモスがまとまって咲いている場所を発見したので、まあなんとか写真が撮れました。

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一応、目標達成です。山にかかっていた雲も、運良く、ほとんど取れています。ちなみに、この日は天気は良かったのですが、台風が三陸沖を進んでいた影響もあってか、上空は結構風も強かったようで、山には雲がかかったり、取れたりと、ちょっと不安定でした。やはり、移動性高気圧が張り出してくるようなときの方が、天気は安定するようです。

この後、山形側に行って、良さそうな場所を探したのですが、秋田側と違って水田には刈り取り前の稲ばかりで(それはそれで美しいのですが)、花がほとんど植えられていません。山形側は鳥海山の南に位置しているので、光線状態はよく、写真も取りやすいはずなのですが、ちょっとざんねんでした。

というわけで、いつもの「ドライブインよしの」でお昼を食べて、鳥海ブルーラインへ向かいました。そうしたら、意外なことに、大平から鉾立にかけては紅葉が始まっていました。

Img_0874

山の上の方は、緑の中に黄色や赤い紅葉が見えます。もう1週間もすると、とても綺麗なのではないでしょうか。というわけで、予期せぬ贈り物でした。

私は東北の県庁所在地の中で、秋田市だけ行ったことがなかったので、R7で秋田に向かいました。途中、「道の駅岩城」に寄ってお土産を買いました。それにしても、酒田-秋田間は道の駅が多いですね。遊佐、象潟、西目、岩城と4つもあります。連休中ということもあり、どこもかなり混んでいて、駐車場も入りづらそうでした。

秋田では千秋公園だけ寄りました。ここは佐竹氏の築いた城跡が公園になったものです。(そういえば、「天地人」に佐竹氏って出てきたのでしょうか?上杉の有力な同盟者だったような気がしますが・・・。)その後、街中のコスモ石油(カードの関係上、コスモを探すことにしている)で、ガソリンを入れたのですが、まるで10年前のスタンドのようなしっかりしたサービスで嬉しくなりました。

帰りの高速は結構混んでいましたが、渋滞することもなく、無事に帰ってきました。やはり鳥海山麓は良いところだと思います。

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2009年9月19日 (土)

再生の町 第4話

先週は「なみはやニュータウン」事業を中止して、そのお金で住宅、福祉等をまかなうという方向なのではないかと思ったのですが、どうもそのような安易な結論は採らず、「なみはやニュータウン」事業を凍結した上で、住宅、福祉部門も(少しは復活させたんでしょうけど)メスを入れるという、かなりもの凄いことになっています。流石、現在最も硬派なドラマを生み出しているNHK土曜ドラマです。我ながら読みが甘いなあ、とちょっと反省です。

このような四方八方に敵を作るような方針が反発を生まないはずはなく、市民に公開しての関係局折衝は本当に厳しいやりとりになります。前回までにしっかり市政の現場の姿を描写してきたのが効いていて、住宅、病院などの部局の反対する声には本当に真実味があると思います。

また、もちろん権藤(近藤正臣)も黙っているわけがなく、市長(吉田栄作)を恫喝したり、ニュータウン賛成派の決起集会を開いたり、計画推進へ向けてありとあらゆる手を尽くす構えです。でも、どうも権藤も国会議員の意向を受けて動いている面もあって、(このあたりもリアルですよね。)「ニュータウン」を凍結したら、国からの補助金が来なくなり、市が成り立たなくなるとプロジェクトチームを恫喝します。

まあ、ありそうな気もしますが、国土交通省の予算は厳しくなるかもしれませんが、別に厚生労働省とか経済産業省の補助金には関係ないだろうから、影響は限定的なんじゃないかなあ、とちょっと思いました。あと、民主党政権に変わったことで、計画見直しはかえって喜ばれるかもしれません(笑)。まあ、ドラマの企画時期では政権が変わることを織り込んで脚本を作るのは流石に無理でしょう。こういう時勢を織り込んだドラマの難しいところですね。それにしても、権藤は怖いです。近藤正臣の演技が素晴らしいんでしょうけど、こういう議員っていそうだよなあ。

また、権藤の主張する、「ニュータウン」自体が本当に不必要なのかという点も、実は難しい課題です。人口を増加させ、産業を育成して税収を増やすというビジョンを推進するのはある程度道理があるのが始末に悪いです。個人的には、人口減少社会には合わないビジョンだと思うのですが、スタンス自体を全く捨ててしまうと、都市の発展の可能性を失ってしまうことにもなりかねません。まあ、バランスの問題なんでしょうけど。

一方、プロジェクトチームは各部局の声を一生懸命聞いています。こういう声をしっかり受け止めて毅然として対応する間宮(岸部一徳)は素晴らしいリーダーだと思います。でも、市長にしっかり直言し、チームをまとめ、議員にも堂々と対応する。こんな人って多分いないよなあ。誰からも歓迎されない仕事を、市政のために黙々とこなす姿には正直感動しました。あとは、彼の志を高岡(筒井道隆)たちがどう受け継いでいくかですね。

というわけで、もう来週最終回ですが、ちょっとどういう着地点を見いだすのか見当も付きません。今日の折衝での課題はどれも解決が難しそうなテーマばかりです。市民に公開しての議論をしていることが解決の鍵になるのかなあ。高岡をはじめとしたプロジェクトチームはどういう再生ビジョンを示すのか、結論を注意深く待とうと思います。

追記:今日もBS-hiで見たのですが、前番組が「白洲次郎」を3話ぶっ続けだったようで、さすがに全部見た人は疲れたろうなあ、と思います(笑)。

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2009年9月18日 (金)

任侠ヘルパー 最終回

前回までは、予想以上に上手にストーリーを転換してきましたが、やはり、介護と任侠という無茶苦茶な(笑)組み合わせは無理があったようで、最終回は、かなり疑問点の多いものになってしまったという印象です。

「タイヨウ」が結局閉鎖されることになり、残された老人達の引き渡しを求めて、厚生労働省から藤堂(陣内孝則)が乗り込んできますが、六車が「高齢者優良賃貸住宅」にすれば、国土交通省の管轄で藤堂には手が出ないはず、と言います。まあ、名案のような気もしますが、そんな簡単に許可が出るわけもないし、老人達をすぐに引き取るのは不可能です。藤堂があっさり引き下がったのにも、「そんなに上手く行くわけないだろう。」という読みがあったような気がして、なんとなく、藤堂の方にシンパシーを覚えてしまいました。

その後も、結局、閉鎖されてしまったタイヨウに老人達が戻ってきて、その面倒を最後まで見ようとする彦一(草薙剛)たちは、結局警官隊に制圧されてしまいます。ここも、「まあ当然だよな」としか思えないのは間違っているのでしょうか?

このドラマの問題点として、やはり暴力組織をある種正しいもののように描いているところがあります。実際はこういう組織で実は「いい人達」というのも多分あり得ないわけなのに、誤解を招くような表現は暴力団追放にある種悪影響を与えかねないような気もします。高齢者を食いものにしようとする組織はあるわけで、そういう組織が自分たちの所行を正当化するきっかけにつながるような描写は出来れば避けた方がいいと思いました。

それはそれとして、相変わらず介護現場の問題についてはしっかり描いているのが、このドラマの評価に困るところです。冒頭で「タイヨウ」に有料老人ホーム?の入居者が置き去りにされますが、この高齢者達は大広間に雑魚寝のような、不潔な環境に押し込まれていたわけです。こういう施設も実際あるわけなので、現状の課題をまさにしっかり指摘していると思いました。

また、彦一と藤堂が対峙する場面で、彦一に「介護って何だよ」と問われた藤堂が「それは俺にもわからない、多分答えはないだろう。」といい、さらに、「わからないのに制度を作っているのかよ」と問いつめる彦一に、藤堂は「それが俺たちの仕事なんだよ」と堂々と(!)返します。なんとなく、現在の介護行政の難しさと、その中でとにかく仕事をする人たちを象徴した場面のような気がしました。お役人を単なる悪人にしないスタンスは、中々のものだと思います。

ラスト近くで、結局、幹部に選ばれたりこ(黒木メイサ)は強引に彦一にキスをしました。先週も書きましたが、この要素はいらなかったかなあ。ぶっきらぼうでありながら仕事はしっかり頑張るりこ、凶暴な外見だけど情に厚い彦一、あと晶(夏川結衣)と涼太(加藤清史郎)の親子、さらに、終盤近くに登場して、結構存在感があった藤堂など、とにかくキャラクターの立ち方が素晴らしかったので、恋愛要素は余計だったかもしれません。

全般的感想ですが、ドラマにおける暴力組織の扱いとして問題はあると思いますが、介護を巡る諸問題はよく調べられていて、ドラマに上手に取り入れていたのは素晴らしかったと思います。また、草薙、黒木、あるいは仲里依紗といったキャストがとても頑張って、キャラクターに真実味を出していたのも良かったです。まあ、評価に困るドラマではありますね。

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2009年9月14日 (月)

ブザー・ビート #10

今週は、菜月の妨害に負けず愛を深めていく直輝と莉子ですが・・・。といった話です。

余談ですが、土曜日にヤマダ電機に行ったら、東芝のパソコンの隣にOCNのチラシがあって、「うわっ、直輝(山下智久)と菜月(相武紗季)じゃん!こんなところでまで莉子(北川景子)との仲を邪魔しようとしているのか?」とか思ってしまいました(笑)。相当ドラマに毒されているようです。

それはともかく、今日の菜月はあまりに嫌らしかった。直輝の家族に「私、今でも直輝のことが好きなんです。」とか、同情を買うようなことを言って、かなり見苦しいような気がします。また、母親(真矢みき)もそれにまんまと引っかかっていて、またこの描写が気色が悪かった!なにより、菜月の画策が、結局直輝と莉子の仲に影響を与えなかったのが、またみじめな感じがします。もういい加減あきらめたらいいのに。

でも、いろいろなブログを見ていると、意外に菜月派も多いんですよね。どうも、莉子のキャラクターに一途さ、真剣さを感じないらしい。確かに、莉子のバイオリンへの情熱ってあまり感じないです。

まあ、個人的には、恋愛メインの月9なので、それでいいとは思っていたのですが、折角音楽への道が開けてきたのに、直輝のためにそれを諦めようと考えるなんて、今回は流石に真剣さが足りないんじゃないか?と思いました。多分、菜月派の人は「それ見たことか!」と思うでしょう。(それはそれでわかるかも。)

あと、コンサートを終えた莉子を直輝が励ましに来た場面で、直輝は莉子の将来を思って軽井沢で練習することを薦めたのに、「もう会わない」なんて莉子が涙ながらに言っているのにはかなり唐突感がありました。いつの間にそうなったんだ?とドラマ視聴に真剣さが欠けていたのではないかと反省しきりです(笑)。

というわけで、今回はいろいろしっくり来ない点が多かったです。まあ、来週は最終回だし、このモヤモヤを吹き飛ばすような展開を期待しましょう。

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2009年9月13日 (日)

「ママは昔パパだった」について簡単に

WOWOWのドラマです。あんまりこのドラマについて書いたブログってないですよね。

性同一性障害を扱ったもので、とても真面目に作っています。主演の戸田恵子をはじめ、キャストさんも非常にいい演技を見せています。ただ、描写が真面目すぎて、引いてしまう所もありますけど。

ちなみに、吉田栄作がお隣さんで出てくるのですが、「再生の町」を見ているせいで、「なみはや市の再生の方が大きい問題ではないの?」とつい思ってしまいます(笑)。どちらでもいい味出していますけどね。

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明日から

仙台では明日から「未成年」の再放送をするんですよね。

なんで今時するのかについては、香取慎吾の出ている「こち亀」のフォロー(といっても、もう終わるんだろうけど。)とか、浜崎あゆみのフォロー(これまで再放送されなかった理由とか、今再放送される理由とか、なんとなく、こちらで説明できそうな気がします。)とかいろいろあるんだろうけど、個人的には楽しみです。とはいえ、録画で見ますけど。

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再生の町 第3話

それはそうと、大河ドラマ「新選組」ファンの私には、今回、高岡と光野の会話が多いのが嬉しかったです。近藤達の良き理解者、会津藩の容保公と広沢様を思い出します(笑)。

あと、高岡の父は「白い巨塔」の船尾教授ですよねえ。なんとなく、清廉な公務員という感じはしないのですが。権藤に「甘いお方だ」とか言って、ニュータウン計画をひっくり返しそう(笑)。

今回はいわゆる「聖域」、保健福祉、医療部門の話です。高岡(筒井道隆)は高齢者・障害者福祉、橋本(久保山知洋)は市立病院の経費削減に取り組みます。

高岡は高齢者総合福祉センターに向かいますが、そこで、総合コンサルタントの光野(矢島健一)の父、江本(長門博之)に会います。

この高齢者総合福祉センターには、特別養護老人ホームもあるのですが、従事者の服装などが「任侠ヘルパー」の「タイヨウ」より若干地味なことなど、やはり、NHKの方が若干リアリティは上のような気もします。ただ、「任侠ヘルパー」も別段不自然な感じはしないので、ここはフジの頑張りを評価したいような気もします。認知症の描写なども、夏川結衣の努力もあって、長門博之に負けてませんし。以上余談です。

それはともかく、ここで、高岡は、高齢者福祉分野でのシーリングの難しさを痛感します。高岡は、「なみはやニュータウン」を見直すことで、これまでの、市営住宅なども含めた財源が捻出出来るのではないかと思うようになります。

ここで気になったのは、ドラマ自体が、「なみはやニュータウン」を中止して、他の事業への費用を捻出することで市の再建が出来ます、といった安易な方向に進むのではないかということです。ドラマ中でも市民の一定の支持は集めているし、権藤(近藤正臣)を失脚させれば中止できるといった単純な問題ではないと思います。例えば、「派遣のオスカル」だったら勝子(田中麗奈)が上層部に「突撃!(笑)」して、悪い上司を懲らしめるといった展開でいいと思うのです。フジの月9とか金曜枠は(多分)痛快性も必要なのでそれでいいのですが、土曜ドラマでは、丁寧さと真面目さが求められていると思っていますので、難しい問題ですが、もう少し掘り下げて欲しいものです。

もっとも、橋本の案もどうかなあ?昨日は、制限された条件下でしっかりシーリングをするスタンスは理解できると思っていたのですが、一晩明けて考えてみると、市立病院の診療科をほとんど廃止するって、ある意味ニュータウン見直し以上に政策レベルの大きな変化で、シーリングレベルの話ではないような気がします。大体、あのえらそうな態度では、筋が通った話でも反発されるだろうな。ちょっと極端な描写な気がします。

このように見ていくと、政策レベルで考えるべきことに、行政レベルでどこまで立ち入るべきなのか、考えさせられます。「官僚たちの夏」(今、久々に見ていますが、まあ、今とは時代が違っているとは思いつつも、キャストがしっかりしているので、やっぱりいいですね。それにしても、鮎川はもう入院しているのか、この先を考えると、ちょっと辛いです。)でもそうですが、国や自治体の基本的な方針は政治レベルで決めていくべきはずなのに、官僚あるいは公務員が実質的に政策も決めているように見えますよね。民主主義の原則からみるとちょっと問題があるようにも思います。まあ、今の国や自治体の仕事はあまりに多岐にわたり、複雑なので、議会で適切に方針を設定していくのは難しいのかもしれません。ただ、市民の代表である議会がどのように役割を果たしていくのか、考えさせられます。

それはそうと、大河ドラマ「新選組」ファン(ここ数年では、「風林火山」の次に好きです。)の私には、今回、高岡と光野の会話の場面が多いのが嬉しかったです。新選組の良き理解者、容保公と広沢様ですから(笑)。

あと、高岡の父は、「白い巨塔」の船尾教授ですよね。どうも、清廉な公務員には見えないのですが。「甘いお方だ。」とかいって、権藤のニュータウン計画をあっさりひっくり返しそう(笑)。

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2009年9月12日 (土)

任侠ヘルパー 第10話

このドラマについては、感想を書かないだけで、結構しっかり見ています。

それにしても、今週は、ほとんど、ドラマ版「明日の記憶」のような内容でしたね。若年性認知症の描写も結構しっかり描かれていて驚かされました。

若年性認知症であることがわかった晶(夏川結衣)は、タイヨウにお世話になることになり、病気が進行していく中で、息子・涼太(加藤清史郎)に伝えたいことをビデオで記録していきます。この中でも、急に自宅に帰ろうとして、りこ(黒木メイサ)に止められたり、ビデオの操作方法がわからなくなったりと、病気の進行がしっかり描かれていきます。このあたりの夏川の演技が真に迫っていて、けっこう来るものがあります。あと、母親を支えようとする涼太にも思わずほろりとさせられます。加藤清史郎君って、とてもいい子役ですね。

一方、彦一(草薙剛)やりこ達が暴力団員であることがわかってしまい、タイヨウからは次々にヘルパー達が抜けていきます。まあそりゃそうでしょうね。

そんな中、残って仕事を続ける施設長(大杉漣)や晴菜(仲里依紗)たちもとても大変そうです。個人的には、ベテランの松原さんとか、こういう残った人に負担がかかって行く姿を見るのって、ドラマとはいえ、かなり辛いものがあります。

ちなみに、前にも書いたのですが、このドラマはとても介護現場の描写がリアルだと思います。施設長が、彦一達が暴力団員であることが発覚した後も、後任を探すまでの間、彼らを雇わざるを得ないのもわかる(もっとも、現実であればすぐ営業停止でしょうけど。)し、ヘルパーさん達がやめていくのもわかります。

そんな中、印象に残ったことが二つあります。

ひとつは、症状が進んできたため、迷惑をかけないように身体拘束を申し出た晶と施設長の対話シーンです。システマチックな介護を進めることで優しい介護が行えるということを目指して頑張ってきた晶に、施設長は、晶の考えは立派だけど、タイヨウのような小さい施設では、気持ちで無理を通すしかないと言い、身体拘束を断ります。まえにもちょっと書きましたが、このあたりは、どちらに理があるかは中々難しいところですが、真心は大切なんだろうな、とは思います。

あと、こちらは前から思っていたのですが、晴菜役の仲里依紗の演技が素晴らしいです。本当の熱心な介護職のようで、見ていて心を打たれます。このドラマのリアリティにとても貢献しているのではないでしょうか。

今回は、最後に施設に火事が発生し、晶の作ってきたテープも灰になってしまいます。(うーん、厳しいドラマですねえ。晶があまりに可哀想な気も・・・。)そして、タイヨウには業務停止命令が出てしまいます。(まあ、現実であれば、暴力団がいたことが発覚した段階で命令が出そうな気もしますが・・・。)というわけで、晶や涼太(でも父親役が陣内孝則なのね。いつもの暑苦しい演技(彼のトレードマークなので、個人的には許容範囲です。)もちょっと抑え気味でした。)、施設長や晴菜達はどうなってしまうのでしょうか?

そういえば、りこは彦一に告白していましたね。晶とどっちを選ぶのでしょうか。といっても、これだけ介護部分の描写がしっかりしていると、こっちはなんか余計な話のような気も・・・(笑)。

というわけで、興味あるところだけ感想を書いてます。このドラマは内容が濃いですね。

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2009年9月 7日 (月)

ブザー・ビート #09

菜月(相武紗季)の仕掛けが、少しづつ直輝(山下智久)と莉子(北川景子)を遠ざけていくのが見ていて辛いものがあります。菜月も淋しいでしょうし、いろいろな思いがあるのでしょうけど、やはり本当に嫌な人だな、と思います。でも、相武紗季はよくこの役を引き受けましたね。なかなか頑張っているとは思います。

この、菜月と莉子、それに直輝の揺れ動く心の描写は、流石に女性脚本家ならではという感じがします。(そういえば、今回、直輝のモノローグがありましたが、初めてではないでしょうか。)菜月に、直輝との関係はただの傷のなめ合いじゃないかと問いつめられ、動揺する莉子!この場面は心臓がばくばくしてしまいました(笑)。正直、この後の直輝と代々木の殴り合いよりよっぽど修羅場でした。

そんな莉子を救ったのは麻衣(貫地谷しほり)です。麻衣は菜月に、文句があるなら直接直輝に言えばいい、傷つけることでしか関係を作れないなんて可哀想な人、と非常にもっともなことを言います。大体、ちょっと思うのですが、菜月の思う直輝との現実の生活って今ひとつ読めないんですよね。バスケをやめて仕事をしろってことなのかなあ?そういう意味で、菜月も莉子を批判できる立場ではないような気がしますし、麻衣の発言には「よく言った!」という気分でした(笑)。

ちょっと思ったのですが、女性陣の中で、麻衣だけは行動、言動が筋が通っていますね。男性の脚本家が書くとこういう女性が多いような気がしますが、菜月や莉子のような女性だけでなく、麻衣のような人物も描けるあたり、大森美香って才能があるのかな、と思います。

このあと、麻衣と秀治(溝端淳平)は付き合っていることを宇都宮(永井大)にあっさり話してしまいますが、このあたりもさっぱりしていて良かったです。(まあ、最終回も近いので人間関係の整理に入ったかもしれませんが。)でも、宇都宮って本当にいい人ですね。それにしても、彼の意中の人は誰なのでしょうか。何となく、実は菜月なのではないかと勝手に思っています。結構、菜月は宇都宮に悩みを打ち明ける場面が実は多いし、菜月の求める現実性にも合っているんですよね。まあ、予想ですが。

結局、直輝は(また)菜月に別れを告げ、莉子のもとへ(多分)向かうのですが、莉子のアパートにはすっかり存在を忘れていた(笑)川崎(伊藤英明)が!ここで川崎に涙ながらに悩みを打ち明けてしまうのがいかにも、という感じです(苦笑)。さらに泥沼化する予感が(折角ちょっと整理したのに)。いったいどうなるのでしょう?

追記:莉子は実家の山梨に帰ったのに、山梨らしい場面があまりなくてがっかりです。信玄像とか「スーパーあずさ」とか出てくれば良かったのに(と思うのは私だけか)。

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2009年9月 6日 (日)

再生の町 第2話

昨日は久々に釣り(船釣り)に行ってきました。一日波に揺られていると想像以上に体力を使うもので、今でも体に疲れが残っています(苦笑)。(金曜日に釣りに備えて早く寝たので、まだ「派遣のオスカル」は見てません。今週はこちらの感想はお休みにします。)

というわけで、簡単に感想を。

予告では、国民健康保険の未払いの話がメインかな、と思ったのですが、中心は、区画整理の話でした。高岡(筒井道隆)は、橋本(久保山知洋)と共に、区画整理事業の見直しに取り組むわけですが、地域の人々の話を聞いていく中で、防災など様々な点で見直しは困難で、町の立て直しという課題を解決するためには、まだ進んでいない「なみはやニュータウン」への投資を中断するのが一番いいという結論に達するといった話だったと思います。

まあ、丁度民主党が選挙にも勝ち、これまでの大規模開発の見直しといった話が出ているなかで、とてもタイムリーなテーマだと思います。こういった事例は全国あちこちにあるでしょうね。

なお、ドラマ中で橋本は、ニュータウン開発により、人口を張り付かせて、税収を上げるといった利点を挙げて、高岡に反対します。この理由も実は結構頷けるものもある(こういう考えの人はそれなりに多いのではないかと思います。)のですが、実際のところ、人口減少に突入している中で、計画通り人口が入ってくる保証はないので、中々難しいような気もします。少なくとも私は、今いる市民のことを考えた再生プランの方が、派手さはありませんが、スタンスとしては正しいと思います。

でも、高度成長期であれば、橋本のようなニュータウン開発を進める側が主人公で、反対側は町の発展を阻害する悪役に描かれたドラマが作られたんじゃないかな、と思います。まあ、あのころは、人口も増え、都市部には住宅がいくらでも必要とされた時期だったので、やむを得ないとは思いますが。時代が変わったのでしょうね。

間宮(岸部一徳)も高岡に賛成し、ニュータウン見直しに向けて動き出しそうな気配ですが、早速、市議会議長の権藤(近藤正臣)は高岡に揺さぶりをかけてきます。先行きが気になるところです。

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