外事警察 最終回(最高のサスペンスドラマ!)
今日は「光のページェント」に行ってきました。まだクリスマスまで少し時間があるせいか、思ったほどの混雑ではありませんでした。
もちろん、「DSC-WX1」を利用して、写真も撮ってきました。
ページェントとメディアテークです。この写真が手持ちで取れるのですから、技術の進歩は素晴らしい。(欲を言えば、もう少し彩度があれば言うことありませんが。)
帰ってきてからは、「外事警察 最終回」です。結局ラストまで全く緊張感が緩むことのない、もの凄いサスペンスだったと思います。
結局、スペード社はFISHを取引材料に使っていたわけで、日本側との取引が成立したら事を納めようとするのですが、住本(渡部篤郎)はそれを許しません。彼らの拠点で大爆発を起こすことで、FISHの存在を明るみに出してしまいます。このことと、五十嵐(片岡礼子)が持っていた写真を利用して、スペード社との交渉は日本側に圧倒的に有利に運ぶわけで、ある意味めでたしめでたしではあります。
それにしても、渡部篤郎の鬼気迫る表情が本当に印象に残りました。ラスト近くで警察を辞めるわけですが、それが実はカモフラージュだったなんて、本当に「その男に、騙されるな。」という感じです。
あと、陽菜(尾野真千子)も、大爆発を実は住本が起こしたということを利用して、倉田(遠藤憲一)をある意味脅迫し、自分の立場を確保します。このあたり、陽菜も公安にふさわしい強かな人物に育ったんだな、と思いました。
でも、ラストで住本が刺されていたけど、死んだのかなあ?どうも死んだ感じはしないです。あと、奥さんと子どもは相変わらず騙されているわけで、どこまでもブラックな感じです。やっていることがすっかり「住本2世」になってきた陽菜の存在を合わせると、いつでも続編ができそうな感じがします。
総じて、緊迫感と、ドラマの密度の濃さでは、私がこれまで見てきた中でも最高レベルだったと思います。全6話の中で、この回はレベルが落ちるというのが一回もなかったのも特筆すべき点です。まあ、前にも少し書きましたが、和む場面と、チームワークが発揮される場面がどうにも欠けているので、視聴率は振るいませんでしたが、NHKの土曜ドラマではそれも許されると思います。是非続編が見たいです。
でも、早速、月曜日に、住本の中の人はTBSの「火と汐」に、陽菜の中の人は同じNHK(BS-hi)の「ウラ声ボーイズ」に出るようです。たとえいい人の役でも、何か企んでいるように見えるんだろうな(笑)。
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