大河ドラマ・ストーリー「龍馬伝」
新年あけましておめでとうございます。今年がよい年でありますように!
さて、2010年最初の記事は、「龍馬伝」についてです。昨日の紅白でも、福山雅治が出演していて、宣伝モード全開といった感じです(でも、昨日のMVPはやはり嵐かな?)。ちなみに、福山が歌っていたのは長崎の「グラバー邸」のよう(と、妻が言っていた。)です。ここは前に行ったことがありますが、とても風光明媚な場所です。長崎はそうでなくても見所が多い場所なのですが、今年は観光客が増えるでしょうね。
さて、毎年大河ドラマの放送前に発売される「大河ドラマ・ストーリー」ですが、今年も買いました。まず触れたいのは、脚本家の福田靖が言っている、「あの龍馬」になっていくまでの成長物語を描きたい、という点です。確かに、最初から世間一般にイメージが浸透している「あの龍馬」だったわけではないので、とても大事なような気がします。「竜馬がゆく」とは違った切り口が必要かな、とも思いますし。そういう意味では、やや線が細いように見える福山は適役かな、と思います。まあ、最後には「あの龍馬」になるのでしょうから、どのように化けるかが課題かもしれません。
次に思ったのは、武市半平太が意外に扱いが大きいですね。というか、福山、香川照之、大森南朋の対談まであるのが見所です。本当に副主人公的な扱いのようです。大森南朋をここまで重い役に抜擢したのはもちろん「ハゲタカ」の成功があっての事だと思うので、とても嬉しいです。
対談といえば、広末涼子、寺島しのぶ、貫地谷しほりの3人による、龍馬をめぐる女性たちの対談もあるのが面白いところです。というか、「風林火山」のときは、「大河ドラマ・ストーリー」には出演者コメントも記載されていなかった貫地谷が、今回はコメント付き2ページに加え、対談にまで名を連ねているところに、この3年間の彼女の成功がうかがわれて、とても嬉しく思います(ただ、映像だと、ちょっと太って見えるのが気になるところではある。)。千葉家も、貞吉に里見浩太朗(「水戸黄門」より、「あぐり」「フルスイング」といったNHKドラマでいい味を出しているような気がします。)、重太郎に渡辺いっけい(「義経」「風のハルカ」と、ちょっとへたれな役が上手です。)ということで、非常に味がある親子になりそうで、楽しみです。
あと、広末涼子とか寺島しのぶとか、結構浅黒い感じになっていて、土佐の人としてはとてもリアルな描写のような気がします。さすがは大友演出です。それにしても、坂本家は女性が多い家だなあ、と改めて思います。
というわけで、キャスト、演出等、非常に楽しみな大河ドラマ「龍馬伝」についてより深く知るために、買っておいても良いと思います。別にNHKの回し者ではありませんが。
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