« 「大仏開眼」メイキング | トップページ | 夏タイヤに交換 »

2010年3月21日 (日)

龍馬伝 第12回

いやー、今回は個人的にはとても面白かったです。

まず、龍馬(福山雅治)にお菓子を使って(笑)。幕府の開国政策のまずさを説く久坂玄瑞のたとえ話が非常にわかりやすいのがツボです。「日本の大判1枚とアメリカの銀貨交換を好感するレートになっているけど、本当は大判は銀貨15枚に相当する価値がある。だから貿易をするほど日本には不利になる」というたとえは、本当かどうかはわかりませんが、たしかにそりゃ開国はまちがっているよな、という説得力十分です。こういう理屈付けって、武市(大森南朋)には欠けているところだと思います(実際の武市はもちろん知っていたんでしょうけど)。久坂を演じたやべきょうすけの暑苦しさも良かったです。でも、龍馬と久坂が揃うと、「アメリカに対抗するにはペニシリンぜよ!」とか龍馬が言い出さないかとか、それで龍馬が命を狙われちゃうんじゃないかとかついつい思ってしまう私は「JIN」の見過ぎでしょう(笑)。

それにしても、久坂の説いた日米の不平等さって、成田空港がアメリカの航空会社のハブ空港になっていて、日本の航空会社の利用に制限があるとか、結構今でも形を変えて残っているのが切ないところです。まあ、戦争にも負けたし、仕方ない面もあるかもしれませんが。

武市さんも良かったなあ。彼が東洋暗殺にいたる心境が良く表現されていたと思います(あくまでドラマ中ではという前提ですが)。土佐勤王党を作ったのまでは良かったと思うのですが、一向に藩を動かすことができず、東洋に直談判したら、「考え方が狭すぎる」と足蹴にされます。まあ、実際の武市さんは違ったのかもしれませんが、ドラマ中ではビジョンが弱いですからねえ。血だらけで屈辱にむせぶ武市さんに(ハゲタカファンにはいろいろな感慨があるでしょう(笑))、「あしたの、喜多善男」よろしく黒い武市さんが話しかけます(苦笑)。この件で武市さんも何かが変わったのでしょう。ついに龍馬に「東洋を斬れ!」と迫ります。この時の武市さんは鬼が乗り移ったような必死の形相です。流石は大森南朋です。ここは演出も上手かった。東洋が龍馬を評価するのに対し、龍馬に嫉妬する後藤(青木崇高)は、なんと弥太郎(香川照之)に龍馬暗殺を支持するのですが、両方の暗殺指示が画面では交互に展開します。なかなか面白い演出でした。

というわけで、東洋と龍馬の運命はいかに、というところです。一般受けするかはわかりませんが、いよいよ盛り上がってきたという印象です。あと、後藤の「幡多郡奉行」という肩書きが妙にマニアック。別にドラマ中は意味ないし、「幡多郡」って言っても知っている人もいないような気もします。でも、前にも書いたけど、私の場合、母の実家が幡多郡大月町にあるので、このテロップが出てくるとちょっと嬉しいです。

|

« 「大仏開眼」メイキング | トップページ | 夏タイヤに交換 »

テレビドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/140658/47870502

この記事へのトラックバック一覧です: 龍馬伝 第12回:

« 「大仏開眼」メイキング | トップページ | 夏タイヤに交換 »