忍野の桜とお佐那さんのお墓めぐり
山梨の忍野村に、富士山と小川、それに桜という非常に絵になる場所があって、今年は、桜の開花状況と天候から見て、今週末が最初で最後のチャンスだろうと思い、今朝行ってきました。
ところが、他の人もみんなそう思ったらしく、到着したのが朝6時過ぎにもかかわらず、村営の無料駐車場は車でいっぱい。入れません。というわけで、ちょっと離れた有料駐車場に車を止めて、いざ撮影です。
しかし、予想はしていたのですが、三脚と望遠レンズを抱えた本格的な撮影スタイルの人たちで大混雑。良さそうな場所は20人以上の人で群がっています。まあ、週末の朝だし、仕方ないでしょう。というわけで、人の頭越しに撮った苦心の一枚です。
一見それなりの写真に見えますが、元の写真では下には人の頭やら手やらが写っています(苦笑)。
昨年の真原の桜並木の撮影ではここまで苦労はしなかったのですが、流石富士山、注目度も日本一ということでしょうか。
なお、今回は、土曜日(24日)は天気が良くなさそうだったので、この日の撮影は最初から諦めて、甲府に前泊しました。
というわけで、この機を利用して、「龍馬伝」のおかげですっかり有名になった千葉佐那のお墓のある「清運寺」に行ってきました。折り目正しいお佐那さんは、「龍馬伝」の前から好きな人物です(もっとも、貫地谷しほりが演じたのももちろん良かったです。)が、千葉家の墓に葬られたものとばかり思っていたので、甲府に墓があると知ったときはかなりの驚きでした。
それにしても、武田の本拠地、甲府まで「龍馬ゆかりの地」になるとは思いませんでした。ちなみに、武田神社とかは、何年か前に行ったことがあるので、今回はパスです。
(帰りに寄った甲府駅前の信玄像です。普通はこっちがメジャーだよなあ。)
駅の近くに車を止めて、地図を片手に少し歩いて、割に簡単にお寺には行けました。お墓へも案内がちゃんとあるので迷いません。
お墓自体は思ったより小さかったのですが、お花とか供えられていました。ネットでも話題になっているように、お参りの人は増えているようで、私たちが行ったときにも、数人が墓前で手を合わせていました。いつぞやのネット記事にあったような、墓前で泣き崩れる人(理由はよく分かりませんが、よほど辛いことがあったのでしょうか?)は、流石にいませんでした。
ちなみに、写真とかは撮っていません。お供えとかも、片付ける人も大変だろうなと思い、特にせず、合掌して、お守りのキーホルダーを買って帰ってきました。
上が今回買ってきたお土産セットです。お守り以外はある意味定番です。それにしても、信玄餅はともかく、芋焼酎「山本勘助」って、なかなかナイスです(笑)。
以下は余談です。こういう、大河ドラマがきっかけで意外な人物にスポットライトが当たるのを「一過性」として良く思わないというのもわかる気はするのですが、今回のように、「こんな素晴らしい人がいた。」というのを多くの人が知り、共感し、人生に良い影響を与えていくのもドラマの力だと思うのですが、どうでしょうか?(ただ、お墓参りに行く際はマナーは守ってほしいです。)
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コメント
素晴らしい桜の写真ですね!!!
金メダルです!!
投稿: 真央 | 2010年5月 9日 (日) 20時13分
コメントありがとうございます。富士山の周りは綺麗な場所がたくさんあってお気に入りです。まあ、仙台からは簡単には行けませんが。
投稿: かのーぷす | 2010年5月 9日 (日) 21時15分