土曜ドラマ「チェイス~国税査察官~」 第1回 その他
新しい土曜ドラマ「チェイス」が始まりました。江口洋介、麻生久美子という「新選組!」の龍馬、お龍コンビ(このコンビは好きでした。)が出るのでかなり楽しみだったのです。(そういえば、「龍馬伝」の龍馬、お龍コンビの福山、真木が記者会見をしていましたねえ。)そうそう、木村多江も「新選組!」には出ていました。あの役も良かったなあ。
感想ですが、うーん、お金がどう動くのかとか、非常にわかりづらい。これは録画して二度見しないと、理解できないなあ。幸い、24日に再放送がありそうなので、チェックしておこう。
それ以外で気になったところから。歌織(麻生)ですが、夫の川島(長谷川朝晴)を愛していたように見えたのですが、亡くなったらすぐに村雲(ARATA)と復縁なんて、旦那さん可哀想とかちょっと思いました。ベッドシーンがあったりして、ここだけ昼ドラみたい。あと、多忙な春馬(江口)より先に旅行に行った奥さん(木村多江)が航空機事故で亡くなったことで、「お母さんが死んだのはお父さんのせいだ!」と言わんばかりに春馬を詰る娘もどんなもんかな?お父さんも一緒に旅行に行っていたら、両親共に亡くなってしまうので、ある意味幸運だったような気もするのですが。
なんてところとか、ちょっと抜けている(?)春馬の同僚とのやりとりとか、土曜ドラマにしては少し民放っぽいかな?とか思ったところはありますが、最初の脱税取り締まりの場面とか、なかなかテンポが良くて面白かったです。あと、村雲もなかなか初回を見ただけでは底が知れない感じで、次週以降どのようにドラマが展開していくか、興味深いところです。それにしても、ドラマ中で「いて座の人間は突っ走るから」みたいな台詞がありましたが、本当なのでしょうか?いて座の自分としては違和感がありますが(笑)。
というわけで、全般的には、「ハゲタカ」に家庭・恋愛要素をちょっと付加して、ハードさを中和したといった印象を受けました。私が土曜ドラマの美点だと思っている、登場人物が本当に仕事をしているような現実感と緊張感はこのドラマでも健在で、個人的には十分合格点だと思います。
春ドラマも出そろってきましたが、前クールと比べれば、なかなか充実しているかもしれません。とりあえず「臨場」「Mother」「チェイス」の3本は継続視聴しようと思っています。毎週感想は厳しいけど。
そうそう、「警部補 矢部健三」は2週目でバランスが良くなりました。潜入捜査班の矢部(生瀬勝久)と、推理班の桂(貫地谷しほり)、桜木(鈴木浩介)と、役割分担が明確になって、わかりやすくなりました。謎解きとかとても安っぽいのが、まるで「ケイゾク」の2話から6話のようです。良い意味でB級感を出していて、なかなか面白いです。これも継続視聴します。あと、朝ドラ「ゲゲゲの女房」が意外にいいです。松下奈緒の背の高さを上手に生かしている(笑)のもポイントが高いです。とても暖かいドラマで、見ていて癒されます。「ちりとてちん」以来の良作かも。
(追記)「チェイス」のHPに、今回の手口の解説が出ていました。非常に親切で有り難いのですが、やっぱり分かりづらいです。どうもお金には弱くって・・・。でもこんなページまで用意して、NHKは偉いなあ。
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