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2010年5月 2日 (日)

北海道旅行(2010年GW)(4月29日)

 今年の連休は4月30日にお休みを取ると8連休になるので、4月29日~5月2日までの日程で北海道に行ってきました。今回は行きは電車、帰りはフェリーです。いや、飛行機も好きなんですが(苦笑)

1 スーパー白鳥1号(八戸→函館)

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JR北海道789系(函館にて)

 仙台から東北新幹線「はやて」で八戸まで出て、これに乗りました。感想としては、良くも悪くも普通の電車特急という印象です。座席も悪くはないですが、色調が原色系でちょっと安っぽいかも。あんまりスピード感も感じなかったのですが、家で調べてみると、八戸-青森間96キロを58分、表定速度が99キロとかなりの駿足で、ちょっと驚きました。

青函トンネルにももちろん入るのですが、トンネルって要は暗いところを走るだけなので、それほど印象もありません。それより、連休初日ということで、行楽客が多かったのですが、その中に酒を飲んでやたらうるさい年寄りがいたのには閉口しました。年金暮らしなら連休とか関係ないのだから、GWを外して旅行してほしいと正直思います。

2 土方歳三最期の地

 函館は、高校生の時に18きっぷで来て以来の久しぶりの訪問です。着いて早速行ったのがここです。なんだかんだ言って、最期まで薩長と戦い抜いた土方の生き方はとても格好いい(真似は出来ないけど)ので、函館に来たら見逃せないところです。

場所は駅から歩いて15分くらいの所にありました。でも、この日は雨が降ったりやんだり、風も強くなったり、弱くなったりで、なかなか大変でした。結局この天気は旅行2日目も続くわけですが。

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現在はちょっとした公園になっております。土方の戦死した場所が本当にここなのかというと、疑問もあるようですが、まあ、函館で亡くなったのは間違いないので、いいのではないでしょうか?お花も供えられていたりして、なかなか綺麗に整備されていました。

3 中島三郎助父子最期の地

 「龍馬伝」第5話で、この人の名前をみてかなり驚きました。ドラマでは浦賀でペリーの応対をした通訳程度の扱いでしたが、中島三郎助って実は洋式の造船学、機関学、航海術に精通した当時一流の技術者だったんですよね。そんな彼があくまで旧幕府側に属し、函館戦争の最後の戦いで戦死するわけです。いわば、幕末の始まり(ペリー来航)と終わり(函館戦争)の両方に深く関わっている、とても興味深い人物です。

ちなみに、中島については、「燃えよ剣」にも少し出てきます。もっとも、個人的には浅田次郎の「壬生義士伝」をお薦めしたいです。この本に出てくる中島は、土方と共に「最後の武士」と呼ぶに相応しい活躍をしております。なお、この本はとにかく泣かせるので公共の場では読まない方がいい本です(笑)。あと、この本を読むと徳川慶喜が嫌いになります(苦笑)。

それはともかく、ここは結構遠かった。路面電車を「堀川町」で降り、15分くらい歩きます。

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中央分離帯のような場所に、石碑があるだけの場所です。ちなみに、彼の最後の戦いの舞台である「千代ヶ岡陣屋」のあった場所は運動公園になっております。

4 函館の街

 今回は結構函館の街中を歩いたのですが、気になるのが、この街は、メインストリートで「テナント募集中」になっている商店が異様に多かったです。2日目の札幌はもの凄く人が多かったし、3日目の小樽も、運河周りはかなり人通りが多かったのですが、函館と、帰りにフェリーに乗った苫小牧は、中心街でも人通りが少なく、かなり街中が冷えこんでいる印象を受けました。

5 五稜郭

 「中島三郎助父子最期の地」は結構不便な場所にあるので、五稜郭までは結局歩きました。ここはかなり活気がありました。五稜郭タワーに上ったのですが、タワーの展望階からは五稜郭が一望に出来るので、上った方がいいです。

なお、ここでも土方は大人気のようで、タワーの展望階と、1階の2ヶ所にブロンズ像がありました(笑)。土方の出身地の日野市でも負けずに日野駅と万願寺駅あたりに銅像を造ってPRしてもいいかも(笑)。高幡不動には胸像はありますけど。

6 夜景

 函館といえば函館山の夜景でしょう!というわけで、夕食後に上ってきました。正直、街中が寂れてきていたので、夜景も淋しくなっていると悲しいな、と思ったのですが、杞憂でした。

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さすがに日本三大夜景の一つです。でも、この写真を撮る直前までは暴風雨になっていて、山もガスがかかったりして大変だったのですが、さっと晴れて良かったです。

7 元町とベイサイド

 函館山に登るときに、元町を回っていったのですが、八幡坂とか、風情があって綺麗です。

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いかにも港町情緒たっぷりといった感じです。

ここに来る前に、ベイサイドに行きました。煉瓦造り風の味のある建物が多くて、なかなか風情があるのは確かです。ただ、函館駅からベイサイドに至るまでのエリアは最近再開発されたようで、とても綺麗なのですが、人が少ないのが気になります。実際、ベイサイドのお店も結構閉店になっていたりしていたので。正直、レトロ風な港湾情緒ということで、長崎とか横浜とかの港の演出と似ているのが気になりました。函館ならではの味をいかに出すかが課題かも。 

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» 龍馬伝 宮迫 [レインボーの不思議]
うーーーん、私には少し、難しい内容です。北海道旅行(2010年GW)(4月29日 のではないでしょうか?お花も供えられていたりして、なかなか綺麗に整備されていました。3 中島三郎助父子最期の地 「龍馬伝」第5話で、この人の名前をみてかなり驚きました。ドラマでは浦賀でペリーの応対をした通訳程度の扱いでした(続きを読む) 大河ドラマ「龍馬伝」とタイアップした 煙の少ないお線香【龍馬伝】柚子の香りのお線香【家庭用..... 龍馬伝 長崎 あごだしの風味豊かなしょうゆラーメン3食組【60】個単位で御注文くだ... [続きを読む]

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