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2010年5月 3日 (月)

北海道旅行(2010年GW)(4月30日)

初日の函館では「ホテルショコラ函館」に泊まったのですが、このホテル、サービス等は基本的に問題ありませんが、函館駅から徒歩大体15分ほど、函館山にもベイサイドにもその位の時間がかかり、どこに行くにも、市電を使うか、歩いていくか迷うという、かなり中途半端な立地にあります。個人的には、また函館に来る場合は、駅前か五稜郭地区のホテルがいいかな、と思いました。

1 北海道坂本龍馬記念館

函館といえば、最後の武士、土方歳三最期の地のイメージが強いので、ここで坂本龍馬といっても違和感があるのですが、龍馬が北海道を浪人たちの新天地として考えていたのは本当のようです。この時代に、変革の中で職を失う武士たちの活躍の場まで考えているとは、流石は坂本龍馬、発想がひと味違うと感心します。

といいつつ、行くかどうかは迷ったのですが、丁度空いている時間が2時間ほどだったし、ホテルからも歩いて10分ほどと、意外に近いので、行ってしまいました。この記念館は市電十字街の停留所の真ん前と、異様に立地がいいのが素晴らしいところです。折しも「龍馬伝」放送中ということもあり、結構お客さんもいました。

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展示内容ですが、龍馬の生涯がコンパクトにわかりやすくまとめられていて、小さいながらも充実していました。龍馬の乙女姉さんへの「(佐那は)かほかたち平井(加尾)より少しよし。」という手紙も展示してあり、ポイントが高かったです。(ちなみに、売店の後ろに大きなテレビがあって、例の「女たちの龍馬伝」での広末と貫地谷の対談を流していたのにはちょっと受けました(笑)。)

あと、坂本龍馬の一族って、北海道に渡り、親族の方は画家になって「六花亭」の包装紙の絵柄を担当していたりしたのを知ることができたりして、行って良かったと思いました。交通の便もいいし、入館料も300円と安いので、幕末ファンの方には是非お薦めしたいと思います。

2 函館ラーメン

札幌への出発まで少し時間があったので、駅近くの「星龍軒」というお店で昼食を取りました。私は塩ラーメンを食べたのですが、スープにちょっと工夫があって、麺も少し細麺で、とても美味しかったです。ちなみに妻は味噌ラーメンを頼んだのですが、このスープもいい感じでした。お店の人も親切だし、とても良いお店でした。

3 スーパー北斗9号(函館→札幌)

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JR北海道キハ281系(函館にて)

 個人的に楽しみにしていた、JR北海道の誇る新型気動車ですが、素晴らしい力走を見せ、札幌までの3時間があっという間に感じました。駅間では常に全力発揮しているようで、スピード感も半端ではありません。在来線では日本最高レベルの駿足を十分に堪能することができました。そうそう、景色も大沼、駒ヶ岳、有珠山や昭和新山など、沿線の名所を一通り車窓から見られて良かったです。

 これだけの気合いの入った走りは、おととし乗ったHOT7000系「スーパーはくと」以来だな、と思っていたのですが、エンジン音とか、この両者は妙に似ていることに気づきました。帰って調べたら、キハ281系もHOT7000系も、JR四国2000系がルーツのいわば兄弟車種のようで、走行感覚が似ているのは当然かもしれません。そういえば、「すーぱーほくと」「すーぱーはくと」とひらがなにすると一文字違いだし(笑)。

それはともかく、内装も立派だし、これだけの列車があれば新幹線はいらないような気もするのですが、札幌で見た看板では新幹線が来ると、札幌-函館間は45分で結ばれるそうですから、新幹線の効果はやはり絶大なのかもしれません。

4 サッポロビール園

 札幌に着いたら、夕食は楽しみにしていたジンギスカンです。サッポロビール園自体は名取にもある(苦笑)のですが、やはり本場で楽しみたいものです。

ただ、ここは場所が微妙に不便かも。地下鉄でもJRでも駅から結構歩きます。バスがあるので、これが一番いいようです。私たちはJR苗穂駅から歩いていったのですが、結構遠かったです。おまけに雨が降ってきて寒かったし。

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ビール園の建物は煉瓦造りのレトロな感じでなかなか風情があります。さて、ジンギスカンの感想ですが、やはり本場で食べるジンギスカンは美味しいです。ラム肉も焼き野菜も良かったです。(もしかすると名取で食べても一緒かもしれないけど。)

ただ、「飲み放題」コースは失敗だったかも。夫婦で食べていてるときはそれほどお酒が進まないので、ビールジョッキ3杯が限界でした。これならビール1杯+ご飯の方が良かったかな、と思いました。

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これが札幌駅前の夜景です。新宿と見まがうような風景です。

帰りは札幌駅までバスで帰りました。それにしても、札幌駅周辺の賑わいには驚きました。同じ北海道でも函館とは雰囲気が全然違います。まるで東京のようで、駅の周りだけ見ると、北海道という感じがあまりしませんでした。

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