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2010年5月 2日 (日)

龍馬伝 第18回

最初に間違いのお詫びです。先週の演出は大友さんではなく「梶原登城」さんでした。どっかで見たことがある名前だと思ったら、「外事警察 第3話」の演出をしていました。下村愛子がジュリオに接触する回で、なかなか面白い話でした。NHKは実力のある演出家が多いと思います。

さて、今週の「海軍を作ろう!」って、何となく「プロサッカーチームをつくろう!」みたいなタイトルです(笑)。

まあ、別にタイトルはいいんですけど、今回は違和感を感じる点が多かったです。

まず、以蔵(佐藤健)に「人殺しはいかん!」という龍馬(福山雅治)に違和感。この段階だと以蔵に「人斬り」以外の選択肢はもう残っていないんでは?本当に以蔵のことを考えるのであれば、最初から海軍塾に誘えばいいのに。中途半端に現れて、お説教というのでは、普通、人はついて来ないような気がします。

それと、海軍塾に入る目的ですけど、普通は外人を打ち払うために砲術を習うのと考えるのが当たり前では?「戦争をしないための海軍」なんて、この時代ではあり得ないような気も。大体、専守防衛の軍隊でも、訓練は「戦争をする」のが前提ではないでしょうか?龍馬が当惑するのは滑稽に見えるんですけど。結局、最近の大河(風林火山除く)の主人公のお約束「戦は嫌い」ということかなあ?

あと、勝先生(武田鉄矢)も金八全開で、地球儀を出して以蔵に世界情勢の講義です。もう勝に見えません。どうも、今回、海軍塾の講義の場面がやたら目立ったのも、NHKが武田に気を遣ったんじゃないか、とか、余計なことまで考えてしまいました(苦笑)。

やはり、武田に上に立つ役、先生役をさせると、どうしても金八になってしまうのかも。同じ武田でも「JIN」の洪庵先生はとても良かったのですが。あっちは、本来偉いはずの洪庵先生が謙虚に講義を聴く姿を描いていたので、余計印象が良かったように思います。TBSは「金八」シリーズの大本だけに、どのように武田を使うと金八に見えないか、武田の使い方をよく知っているのかもしれません。そういえば、「龍馬伝紀行」で洪庵先生の石像が出てきましたが、あれはNHKスタッフの武田への「あんまり出しゃばるなよ」という、一種の嫌みかも(苦笑)。

けなしてばっかりでもあれなので、良かった点も。容堂(近藤正臣)と武市(大森南朋)を中心とした、朝廷周りの話は良くできていたと思います。容堂の策でだんだん武市さんも孤立していくようですが、その孤独感とか伝わってきます。あと、慶喜はやはり好きになれないキャラクターで、この描写は好印象です(苦笑)。

あと、忘れてはいけないのは、東北なまりの謎の海軍塾の教官、佐藤与之介です。「風林火山」を見てきた者としては、あの伝兵衛が根来村で教わった鉄砲技術の他に、六分儀を使った天測の技術まで覚え、テクノクラートとして幕府の教官にまでなったか、と感慨しきりです。きっと勘助もミツも板垣もあの世で喜んでいるでしょう(笑)。

というわけで、函館に行ってきたせいか、結構辛口になってしまいました。

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