舞台「余命1ヶ月の花嫁」鑑賞記
貫地谷しほり主演の舞台「余命1ヶ月の花嫁」を東京まで足を伸ばして見てきました。舞台鑑賞はかなり久々です。
さて、貫地谷を生で見たのは初めてだったわけですが、ウェディングドレス姿がとても綺麗で驚きました。テレビでの印象よりも体が細くて、背は低いんですがスタイルも良かったです。さすが女優さんだと思いました。(でも、テレビで細く見える女優さんはいったいどうなっているんだろうか?)
あと、ホームページやパンフに出ている写真よりも全般に顔がほっそりしていました。病気の人の役と言うことで役作りなのでしょうか?個人的にはシャープな感じで好印象でした。
演技については、流石に声も出ているし、表情も豊かで何も問題はなかったのですが、ラスト近く、亡くなる場面が結構長かったので、動き出さないかとちょっと心配でした。テレビや映画と違って、取り直しというわけには行かないので、長い間動かないというのも大変だろうな、と思いました。
見に行ったのが土曜日の午後と言うことで、満席とまでは行きませんが、結構お客さんも入っていました。客層が若い女性が中心だったのがちょっと意外です。「ブザー・ビート」とか出たので若い女性の好感度が上がったのでしょうか?あるいは「龍馬伝」の効果かも。
劇自体ですが、若い女性が亡くなる前に恋人とウェディングドレス姿で写真を撮るとか、「世界の中心で愛をさけぶ」(ドラマの方)を思い出してしまいました。いわゆる「難病もの」の定番という感じです。関係者には思い入れがあるのでしょうけど、それほど感動はしませんでした。多分、貫地谷主演でなければ見なかったと思います。ただ、主人公の乳ガンが肺に転移するところで、肺に水がたまる苦しみを「溺れているような」と表現していたのが心に残りました。私の叔父も肺ガンで亡くなっているので、同じように苦しかったんだろうな、と思いました。
全般的には、ちょっと説明口調が多かったのですが、恋人役の渡部豪太、父親役の天宮良など、みな良い演技で、良くまとまった劇だと思いました。
余談ですが、劇場(世田谷パブリックシアター)に入るときに、他の演劇のチラシを山ほど(暑さ1センチくらい)渡されたのですが、東京ではこんなにいっぱい演劇が行われているんだ、とちょっと感心しました。演劇好きな人には東京はいい場所です。でも、結構料金は高いし、ちゃんとお客さんが入って採算は取れるのかな?と少々心配にもなります。
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コメント
舞台は、写真撮影って出来ますか?
投稿: たか | 2010年6月30日 (水) 23時34分
返事が遅れてすみません。舞台ですが、飲食、撮影禁止でした。実際フラッシュとかも焚かれていません。
投稿: かのーぷす | 2010年7月 3日 (土) 16時56分