龍馬伝 第30回
「龍馬伝紀行」はグラバー邸でした。お花とか綺麗だし、長崎港が一望に出来るとてもいい場所です。
それはともかく、今週もあまり動きがなかったような・・・。元(蒼井優)の隠れキリシタンの設定とか必要なのでしょうか。なんか、別に彼女がいなくても話が進みかねないので、ちょっとかわいそうです。
それにしても、「龍馬の秘策」って西郷(高橋克実)に長州との同盟を働きかけることだったのね。個人的には、この部分をいかに説得力を持って描写することがこのドラマのクライマックスだと思っていたので、薩長同盟の話ではないと思っていたのですが・・・。
これまでの過程を全く無視して唐突に同盟を説く龍馬にはとても違和感があります。こんな安直な出し方をしたのは、このドラマ全体の評価にも影響しかねないところだと思うし、かなり痛いところだと思います。とても残念です。
あと、期待していたカステラ作りも、ちょっと期待はずれです。あれは「JIN」のペニシリン作りを意識したのでしょうかねえ(苦笑)。今週から、池内蔵太として、佐分利先生(桐谷健太)まで出てきたので、ちょっと思い出してしまいました。折角のカステラも、画面が暗いし、衛生面は大丈夫なのだろうか、と思ってしまいます。こういうときはNHK自慢のプログレッシブカメラより、普通の明るいカメラの方が綺麗に見えていいのかも。何より、ストーリーに何の影響も与えないエピソードに終わってしまったのが痛いところです(まあ、何かの伏線かもしれないけど)。
というわけで、借金を申し込む龍馬の描写とか、脚本、演出にかなり不満な点も多い回でした。あれでは一生懸命頑張っている福山雅治も大変です。挽回に期待したいところです。
| 固定リンク
「テレビドラマ」カテゴリの記事
- 「八重の桜」初回の簡単な感想(2013.01.06)
- 「八重の桜」について初回放送前に考えたこと(2013.01.06)
- 「南極大陸」簡単な感想(2011.10.23)
- ドラマ雑感(10月16日)(2011.10.16)
- 連続テレビ小説「カーネーション」第1週の感想(2011.10.08)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
グラバー園、いいところだよね。なつかしいな。ルイビトンの行李が展示してあって、これが本物なんだよねえと思ったことがありました。
ちなみに長崎の人は福砂屋のカステラが大好きですね。私も底に敷き詰められているザラメの香りが大好きです。CMでおなじみの某B堂とかお土産に持っていくと馬鹿にされます。
投稿: ぶうたろう | 2010年7月26日 (月) 02時09分
いつもコメントありがとう。
長崎もまた行きたいけど、遠いからねえ。個人的には、旅館で食べた皿うどんがとても美味しかったのが印象に残っています。あとは、路面電車と「スーパーかもめ」かな。
投稿: かのーぷす | 2010年7月26日 (月) 21時17分