« 「ギルティ 悪魔と契約した女」初回の感想 | トップページ | ステアリングラック交換と田子倉湖ドライブでの効果検証 »

2010年10月17日 (日)

龍馬伝 第42回

今回は個人的には、後半戦でもっとも良回でした。

大藩、紀州藩の船にいろは丸を沈められた龍馬(福山雅治)は、元(蒼井優)を使って紀州藩を揶揄する歌を長崎に流行らせ、世論を海援隊贔屓にします。さらに、後藤(青木崇高)に頼んで、イギリスの提督を呼んできて、自分たちに有利な結論を出してもらいます。実に見事な駆け引きです。ここまで理にかなったストーリー展開はこのドラマ始まって以来初めてで、実に胸のすくような展開でした。(まあ、「ハゲタカ」とか「風林火山」だとこういう論理的なストーリーは結構当たり前にあったような気もしますけど。)

この話で描かれた龍馬たちの勝因「情報を公開して味方を増やす。」「好意的な第三者の仲介をあおぐ。」というのは、どんな諍いごとでも大事なことだと思いますが、そこをわかりやすく描いたところが特に素晴らしかったと思います。「よさこい」の替え歌をみんなで歌う場面など、なんとなく、「江戸の鬼小町」で龍馬と佐那が千葉道場の人たちと太鼓を楽しそうに叩いている場面を髣髴とさせる、本当に久々の明るい、福山龍馬らしい場面だなあと思いました。

まあ、相変わらず煩いだけの海援隊の面々とか、ラストの龍馬と元の場面は余分なんじゃないかとか、殺陣の迫力が全くない(「十三人の刺客」を見たばかりなので(笑)。松方弘樹と比べるのも酷ですが)とか、そもそも龍馬がこういう知恵を働かせるようになる伏線がまったくないとか、疑問点もいろいろあるんですが、それはドラマ全体のプロデュースの問題で、今回に限っては脚本さんも頑張ったと思います。

余談ですが、どうしても現在の国際情勢と重ね合わせてみてしまいます。「味方を増やす」「好意的な第三者の仲介を仰ぐ」は1983年の大韓航空機撃墜事件でも日本とアメリカが国連を舞台に実践しています。正しい情報を積極的に公開して国際的に味方を増やしていくのはどこの国でもやっていることです。まさに龍馬はそれをやったわけですが、現在それができない理由は一庶民の私にはわかりません。政治家ならではの判断があるのでしょうか?

|

« 「ギルティ 悪魔と契約した女」初回の感想 | トップページ | ステアリングラック交換と田子倉湖ドライブでの効果検証 »

テレビドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/140658/49770728

この記事へのトラックバック一覧です: 龍馬伝 第42回:

« 「ギルティ 悪魔と契約した女」初回の感想 | トップページ | ステアリングラック交換と田子倉湖ドライブでの効果検証 »