国産品を探してみる(スーツ編その2)
つい最近、サラリーマンが買うビジネススーツの平均価格という調査がネットに出ていたのですが、2万円台が一番多いという結果になんとなく納得です。ただ、この価格帯のスーツは、ツープライススーツのお店ならともかく、一般的なチェーン店だと意外に少ないような気がします。
ひとつの例として、「洋服の青山」での体験を挙げておきます。この間、MR2のステアリング関係を見てもらっている間に、近くの「洋服の青山」でスーツを見てきました。
大体、このお店のボリュームゾーンは、4万円弱あるいは5万円弱の二つの価格帯に集約されます。それより安いものもありますけど、色とかいまひとつです。4万円弱なら流石にイオンとか西友で売っている1万円以下のスーツより断然デザインとか色とか良いです。
正直、欲しくなったのですが、内ポケットの裏をめくって調べてみると、全て中国製です。うーむ。
多分、生産コストとかそれほど差がないと思うので、イオンあたりのスーツより断然利益率はいいんだろうな、と思いました。
繰り返しになりますが、デザインとか色とかはなかなかのレベルにはなっているし、チラシに良く出ている「1万5千円引き」とかのサービス券を使えば2万円台になるので、一応、こういうスーツがボリュームゾーンなんでしょうね。「中国製」を気にしなければ、なかなか良い選択だと思いました。で、私ですが、オーダースーツにしようかな、と思っています(苦笑)。
上の文章はDVDで映画「花のあと」を見ながら書いていました。結論から言うと意外に良くまとまっています。10点満点で7点は出せるかな。
前半は時代劇らしい所作にこだわっている(そのわりに、なんとなく時代劇っぽくない。)のが悪い方向に出ているのか、全般に動きがえらく硬くてスローな感じの映画です。後半、飄々として明るくて優しい才助(甲本雅裕)が出てきたあたりからちょっと雰囲気が変わって、いい感じになります。以登(北川景子)もやっぱり、多少見栄えが悪くても、こういう頼りがいのある男に惹かれるよなあ。ラストはなかなか上手にまとめたと思いました。
北川景子は相当練習したのでしょう、立ち回りがとても上手でした。ただ、なんとなく、武家の女性らしい風情が感じられないのが痛いところです。本人の頑張りは伝わってくるのですが、風情とかは天性のものもあるのかもしれません。あと、佐藤めぐみが出ていて驚きました。こっちも風情とかは北川と五十歩百歩でしたねえ。残念です。
そうそう、この映画でカピ様こと(笑)市川亀治郎の立ち回りをはじめて見ました。意外に重厚でしっかりしています。(というか、先々週、先週の「龍馬伝」の立ち回りがひどすぎた。)これなら福山龍馬もちゃんと斬れそうです。でも、映画の中では以登に負けちゃったけど(苦笑)。
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