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2010年11月21日 (日)

龍馬伝 第47回

今日はかなり「うーん」という印象です。

後藤さん(青木崇高)の決心と勇気ある発言には感動しましたが、それ以外で引っかかるところが多かったです。

まずは新選組の扱いです。ちょっと出てきてはすごすご帰っていく繰り返しで、完全に龍馬の引き立て役にされて、かなり悲しいです。実際は龍馬とのエピソードとかなかったはずなのに。こんな扱いなら出さないで欲しいです。多摩地区の民は怒っていると思います。

あとは勝(武田鉄矢)です。龍馬の隠れ家にいきなり現れるところで、話がすごく嘘くさくなったと思います。あとは独演会で、これがまた武田鉄矢らしいです(苦笑)。

武田って、基本的に演技は上手だと思うんですが、思い入れが出すぎるととても説教くさくなるので要注意だと思います。逆に、「JIN」の洪庵先生のように、抑えた演技をさせると、物凄く味のある表現ができるんですけどね。

結局、俳優を生かすも殺すも脚本、演出なんでしょうけど、今回の武田勝の出し方は、ドラマとしての説得力を失わせる、失敗だったと思います。

そうそう、慶喜も、人物像がぶれまくってかわいそうでしたねえ。龍馬に「よくぞご決断された。」とか言われても、全然嬉しくないだろうな。

あと、薩長も怒り狂っているようです。今週、薩長の人たちが久々に出てきて思ったのですが、西郷(高橋克実)って、中盤のキーマンだと思っていたら、意外に出番が少なかったし、木戸さん(谷原章介)も、第3部中盤からは苦虫を噛み潰してばかりだし、龍馬を通じて、薩長のキーマンたちの活躍を見たかった人たちには、不満が残るでしょう。来週はもう最終回だし、これ以上は活躍しないだろうな。

今日はこの位で。

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