メーターの有機EL化
前にも書きましたが、MR2の内装は基本的に黒一色で、面白みがありません。
というわけで、ステアリングとかカーステとか、シートとかを交換して、内装をよりスポーティにしようといろいろ取り組んできたわけですが、一番の不満は、メーター部分。黒の地色に白い文字という、なんとも普通の色調が地味すぎます。おまけに、古い車なので、照明がとにかく暗いです。ちょっと古びたトンネルの中のようなうらぶれた感じ(笑)がします。
交換前のメーター部です。
というわけで、有機EL化を図ることにしました。入手したのは「ダンガンレーシング EL DASH メーターパネル」で、お値段は1万円ほどです。
取り付けは自分でやりました。MR2のインパネは取り外しが簡単で、作業自体は2時間ほどでした。ちなみに、インパネのはずし方については、個人や後付インパネを扱っている会社のHPを参考にしました。
取り付けをしていて気づいた点をちょっと書きます。(参考にされる場合は自己責任でお願いします。)
この製品のマニュアルが余り詳しくないので、初めての場合、インパネのはずし方とか、情報収集は必須です。
あと、マニュアルにあるような、針を動かさない取り付けは不可能ではないかと思います。メーターの文字が刻印された有機ELのシートをメーター盤に貼り付けるような形でセットしていきますが、どうしても、針は動かしてしまいます。ただ、私の車の場合、少々メーターの針が動いても、メーター自体の機能に問題はありませんでした。
ちょっと困ったのが、電源の取り方です。マニュアルには「プラス側をメーター又は他のイルミ線に、マイナス側を車両のアース線につなぎます。」と書いていますが、その線がどこにあるかの言及はありません。本来、個人での取り付けを想定していないのだろうと思います。
そこで、メーター部の照明の電球のプリント基板から、線をたどっていって、プラス線とマイナス線を直接調べてハンダ付けしました。
画像中央の穴の周りが今回ハンダ付けした部分です。
この方法が一番確実な気がします。ちなみに、電球を1個はずして、その取り付け部分にハンダ付けしています。
なお、電球はマニュアルでは1~2個外すように書いていますが、実は、メーター自体の照明だけでなく、針とか、走行距離計の照明にも使われているので、外さない方がいいと思います。私の場合、燃料計の針の照明を失う結果となりました。ただ、暗くなると針がシルエットで映し出されるので、実用上支障はありません。
取り付けた結果ですが、下の画像のようになりました。
まあそれなりにスポーティになったような気がします。白地に黒の文字なので、少し位暗くても見やすそうです。ちなみに、夜間はこんな感じです。
綺麗に均一に光ってくれます。ちなみに、青と緑(あんまり差はありません)という色調と、照度の変更が可能です。カーステのアンバーとの統一感がないのが残念ですが、まあ仕方ないでしょう。とりあえず、見栄えも実用性も良くなったので、満足です。
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