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2010年12月12日 (日)

坂の上の雲 「子規、逝く」

今日は初めて「面白い!」と思いました。実は先週はあまりに退屈で、45分ほどでリタイヤしてしまったので。

前回までは、基本的に忠実に小説の筋を追っていたように見えるんですが、今回は、原作よりも真之(本木雅弘)と律(菅野美穂)との関係がクローズアップされて、そこに季子さん(石原さとみ)を絡めたりして、「ドラマならでは」という部分がずいぶん増えたように思います。

真面目に見ると、「あそこで真之と律が抱き合うなんてありえんだろう!」とか、「真之の病床に季子が来る場面なんて膨らましすぎだろう!」とかあるのかもしれませんが、別に大きな筋は外していないし、こういうのはありなんだろうと思います(というか、小説の筋を追うだけなら小説を読めばいいし。)。特に、真之に「この人も人間だなあ」と親近感を感じました。

個人的には、真之と季子が、華族の令嬢の学芸会かなにかの場で出会ったときの演劇が「義経と静」だったのは受けました。大河「義経」のときの石原を思い出してしまいました(苦笑)。NHKは絶対に狙ったに違いない(笑)。

あと、病床の場面も、「風林火山」で、山城の構造をミツに嬉しそうに説明する勘助を思い出してしまいました。まあ、真之も勘助も似たようなものかも(笑)。この場に律が来るのも非常にベタですよねえ。

というわけで、なかなか楽しめましたが、今回のメインである「子規の死」の場面、こちらはシリアスに見せてくれました。香川照之は子規にしか見えなかったし、菅野は一生懸命頑張る律の姿を好演していました。特に、この2人には拍手を送りたいです。

こうなると、清国に行っている好古(阿部寛)の場面が浮いてしまいそうなのですが、意外に物語に入り込んでいたなあ。多分、ちゃんと好古の場面も描いてきたからなんでしょう。日本の外交官にああいう、剛毅さと柔軟さを兼ねそろえた人材はいないんだろうか、と思ってしまいました。

まあ、乃木と児玉の場面みたいに、ストーリーとして浮いてしまう部分もあったのですが、今日は秋山兄弟と子規が話の中心にいる時間が長かったのが、高評価の原因かもしれません。次回はいよいよ日露開戦です。

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» 坂の上の雲 第7回「子規、逝く」 [あしたまにあーな]
これまで3人が明治という荒波の時代をどのように生き抜いていくかをテーマとしたドラマの中で、重要な一人である正岡子規が亡くなります。これまで東京・根岸の病床六尺と言われていた子規庵で様々な執筆活動を行ない、いつも人々が集まる場所でした。それによっていつでも暗くならずに済んでいたのかというと、そうでもないようで、やはり苦しいときは死んでしまいたいと思ったといい、見ている方もその苦しみに胸が締め付けられるようでした。 それでも、必死に執筆活動を続けてこれた原動力はどこにあったのでしょうか。秋山真之が訪ねて... [続きを読む]

受信: 2010年12月12日 (日) 22時33分

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