高知帰省(2010年 年末)
母方の祖父が亡くなったので、急遽高知に帰省してきました。
出発は12月22日だったのですが、宮城県地方は物凄い暴風雨!でもなんとか飛行機は飛んでくれました。
高知龍馬空港(なかなか凄いネーミングではある。)についたのは、夕方でしたが、さすが「龍馬伝」の地元。空港ではこんなものが出迎えてくれました。
はりまや橋バスターミナルは福山雅治の「龍馬伝」ポスターで埋め尽くされていて壮観でした。空港から高知駅に向かうバスの中で見ていると、このポスターは商店という商店に必ず張ってあって、地元ならではの意気込みを感じました。
高知駅に着いても、やはりこんなものが。
それにしても、高知は8年ぶりですが、駅が近代的になったのには驚きました。これまでが、「本当に県庁所在地の駅ですか?」という、中村駅と大差がないような印象だったのに比べると、そうとうな改善ぶりです。
帰りの「南風12号」の車窓より。右に見えるのが「龍馬であい博」の会場。
ただ、どうもソフト面が相変わらずなのが気になります。
空港から高知駅まで、連絡バスに乗ったのですが、渋滞で1時間20分もかかりました。乗り継ぎの列車に遅れるかと焦りました。普通、夕ラッシュ時は市内中心部に向かうほうは込まないと思うのですが、なんとも謎の現象です。
まあ、沿道の風景を見ていると、恐ろしく車社会という印象を受けるので、そのせいかもしれません。地図で見ると、空港には高知駅より御免駅の方が近いので、そっちからバスが出るといいのですが。
また、やっとの思いで駅に着いてみると、改札外のコンビニは混んでいたので、駅構内でお弁当を買おうと思って改札をくぐると、もう営業している売店はありません。これも困りました。(結局、もう一回外に出てコンビニで買った。)
私の場合、高知から乗ったのでまだいいんですが、岡山→宿毛の場合など、下手すると5時間位列車に乗っていなければならないので、困ります。JR四国は車内販売を行っていない(はずなのですが、帰りの列車ではなぜか琴平と丸亀の間では車内販売をやっていて驚いた。)ので、高知駅のような大きな駅位では列車の到着にあわせて店を開けてもいいと思うんですけどね。
というわけで、「相変わらずおもてなしが弱いよなあ」と思いました。
高知から乗ったのが「南風17号」。JR四国の誇る世界初の振子式気動車!なんですが、登場から20年、ちょっと古びてきたという印象です。特に、ちょっと汚れてきたトイレとか、塗装のはげてきたシートとかにそれを感じます。乗り心地もいいし、走行性能は今でも一級品なんですけどね。個人的には大好きな車両なので、ほんの少しのリニューアルをして大事に使って欲しいです。
終点、宿毛駅での写真です。降りたお客さんは6人ほど。なんとも淋しかったです。
あと、帰路はずっと鉄道で帰ってきたのすが、やはり宿毛→岡山で5時間はちょっとかかりすぎだと思います。まあ、「のぞみ」とか「はやて」と比べるのは間違っているんですけど(苦笑)。
まあ、土讃線の線形は急カーブが多すぎるので、なかなかスピードアップは難しいような気がします。乗っていても、出せるだけのスピードは出していたような気がするし、2000系の性能は出し切っていると思います。
ひとつ思うのが、停車駅が多すぎるような気が。途中停車駅を昔の南風と同じにすれば、10分くらいは短縮できると思うんですけど。もっとも、こまめに止まって、お客さんを拾っていこうという作戦もあるので、このあたりは難しいんですけど。
ラストに、祖父の家のある、大月町柏島の写真を。
火葬を終えて、祖父の骨を持ち帰ってきたので、もう夕方です。というわけで、少々さえない写真ですが、ダイビングや釣りで有名な、なかなか綺麗な場所です。興味のある方はぜひ行ってみてください。ちょっと遠い場所ですが。
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コメント
おお南国だな。うちの田舎は陸の孤島になってるよ。おじいさん長生きされたのかな。うちの爺さんもまもなく一周忌。寂しいけど順番だからな、というのがうちの伯父の言い草だった。
投稿: ぶたろう | 2010年12月26日 (日) 23時01分
いつもコメントありがとう。
祖父は85歳でした。
あと、いよいよ今日ですな(笑)。お昼のはやてで東京に行きます。
投稿: かのーぷす | 2010年12月29日 (水) 05時44分