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2010年12月19日 (日)

「目線」と「さよなら、アルマ」

今日、書店に行ったら、大河ドラマ本のコーナーが「江」にすっかり変わっていました。2010年もいよいよ終わるんだな、と思いました。

さて、「金曜プレステージ 目線」を昨日録画で見ました。

サスペンスというよりも、仲間由紀恵と山本耕史のラブストーリーですね。美男美女なので、お似合いな感じがします。でも、プラトニックな青年を演じる山本耕史には違和感がある(笑)。

でも、このドラマ、キャストの大河率が異様に高かった。仲間、山本、宇梶、奥貫、田中幸太朗の5人の場面とか、「巧名」の千代と「新選組!」の土方と西郷さん、「龍馬伝」の富さん、「風林」の香坂(笑)、が集まっているわけで、大河好きな私としては、なかなか壮観でした。そういえば、刑事役の小日向さんも「組!」「風林」に出てますね。

ストーリー自体はとても平凡でしたが、キャストが結構良くて、個人的には満足でした。

昨日は、その後、NHKで「さよなら、アルマ」を見ました。

こっちは、戦時中の軍用犬の話。

見ていて思ったのは、良いドラマと泣けるドラマはイコールではないんだということです。

冒頭、「戦時中、10万頭を越える犬が軍用犬として送られたが、戻った犬は1頭もいなかった」みたいなナレーションが、犬が必死に走る映像と共に流れて、既に泣きそうになるわけです。まだドラマが始まってもいないのに(苦笑)。

そのあとも、最初、軍用犬アルマを「駄目犬」と見下していた兵隊たちが、命をアルマに救われたのをきっかけに、みんな心を開いていき、最後はアルマと、彼の飼い主の主人公を助けようと必死に戦うわけです。ちなみに、「ヤマト」で斉藤さんを演じていた池内さん、こっちでも同じような役を熱演していました。

おそろしくベタなストーリーなわけですが、ここで涙が・・・。

ちなみに、1945年8月のソ連陸軍は世界最強なわけで、アルマを逃がしてやろうとか考える余裕はないだろうとか、各方面でソ連軍に押し捲られているはずの関東軍の増援とか望めないだろうとか、彼らの部隊は最前線にいるのだから、アルマをリアカーに乗せて後方まで逃げることなんてできないだろうとか、ドラマとしては相当に致命的な(!)突っ込みどころが多かったわけですが、それとは別に、やはり人や生き物を思いやる心とか大事だし、感動を呼ぶんだな、と思いました。

戦時中を扱った今年のドラマとしては、「15歳の志願兵」の方が断然よくできているとは思いますが、それとは別に、人と人、生き物との絆や思いやりの大切さを感じるという意味では、ストーリーの適当さに目をつぶれば、見て損したという印象はないドラマでした。俳優さんもそれぞれ頑張っていたし。

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