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2011年1月

2011年1月23日 (日)

新作ドラマ雑感(1月23日)

先週、とある新聞に自分の後姿が写っていたのですが、後頭部の薄さにショック!。もう完全におじさんだと思いました(笑)。

それはともかく、ドラマについて3つほど。

まず、貫地谷しほり主演のNHK「恋するキムチ」ですが、全国放送が決まって嬉しい限りです。(ソースはこれ http://www.nhk.or.jp/gifu/kimchi/index.html )

このページの中で、注目だと思ったのは「これまでに全国各地から500件を超える要望をいただきました。」と書いている点。これを見て、「ふーん、500件位でリクエストに答えるんだ。意外に少ないな。」と思いました。

自分の好きなドラマを放送してほしいときは、積極的に要望したほうがよさそうな気もします。

次に、「金八先生ファイナル(仮)」放送決定についてです。(ソースはこれ http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/sponichi-kfuln20110121006001/1.htm

個人的には、金八といえば第二シリーズが最高傑作なので、加藤君にはぜひ出て欲しいけど、難しいかな?とりあえず楽しみにしております。

あと、ドラマの白夜行のときに、金八先生とほとんど同じ格好で、不気味に山田孝之と綾瀬はるかを追いかける笹垣刑事を見てしまったので、にっこり微笑む金八には違和感を感じてしまう(笑)。

最後に木村拓哉の「南極物語」です。

特に、「ヤマト」を見たときに感じたのですが、なんだかんだ言って、キムタクは偉いと思うんです。最近の彼の役を見るとそう思います。総理とか社長、さらには「ヤマト」の古代まで、ダイナミックに大きな仕事をする人物を演じ続けているのって、今は彼しかいません。

もちろん、全てに「キムタクカラー」が強すぎるとは思うんですが、彼の演じるような、可能性を信じて、一生懸命頑張る人物像を世の中にメッセージとして送り続けること、これはこれで大事なことだと思います。

あと、シチュエーションが結構前の時代になるので、これまでのキムタクドラマの女優陣とは違った、ちょっと古風な演技ができる女優を木村拓哉と共演させられるというメリットがあるような気がします。だとすると、キムタクドラマにちょっと変わった味をもたらすことができるかもしれません。まあ、ここは想像なんですが。

というわけで、この3つのドラマ、楽しみにして待ちたいと思います。

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2011年1月17日 (月)

「楽天」の活用について

このカテゴリー、久々の更新です。

代えのパジャマが駄目になってしまったのと、座椅子が欲しくなったので、買うことにしました。

ただ、この手の日用品は「中国製」の独壇場です。特に、パジャマはエアリでもモール長町でもほとんど「中国製」です。

というわけで、「楽天」を使って、「日本製 パジャマ」とか、「日本製 座椅子」とか検索すると、種類も結構いろいろあります。お値段も、パジャマなら3,000円台、座椅子なら2,000円台からと、量販店の中国製と差がありません。

というわけで、早速購入しました。

多分、ネット通販だと、店員さんの人件費がかからない分、安くなっているんだと思います。

中国製は買いたくないけど、高価なのも嫌という方は、一応、試して欲しいです。別に楽天でなくてもいいです。国内産業の保護につながりますし。

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2011年1月16日 (日)

江 第2話「父の仇」

昨日ちょっと褒めると、すぐこれだ(苦笑)。

信長が江になぜ惹かれるか、全くわかりませんでした。賢そうな発言とか、江が他の人物とは違う描写があればよかったと思うのですが、ちょっと足りなそうな演技しか見られなかったし。家康も「あの姫は信長様に似ている」とか、何を根拠に思ったのだろう(笑)。

そもそも、秀吉と家康の会話している場面になぜ江が入ってくるのでしょうか?しかも秀吉に馬乗りになって乱暴を働く場面は、悪い冗談かと思ってしまいました。24歳の女優さんにさせる演技じゃないです。上野樹里も後で見たら恥ずかしいと思うだろうなあ(苦笑)。

というわけで、個人的にキーと思っていた今回は、至って不満足な結果でした。人物描写と行動に説得力がなさ過ぎる。このレベルが続くと厳しいと思います。

いわゆる歴女の方々って、こういうドラマが好みなのでしょうか?感想は今回限りにします。まあ、トピック的なものは書くかもしれませんが。

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2011年1月15日 (土)

大河ドラマ「江」のストーリーについて

ここ最近の大河ドラマで一番嫌だったのが「利家とまつ」。理由ですが、まつが何でもしゃしゃり出ていって偉そうに解決してしまうという「歴史を作ったのはみんなまつ」みたいなストーリー。これが耐えられませんでした。

今年の「江」も、信長や秀吉、家康と江が関わりを持っていく話のようで、「利家とまつ」みたいに無理やりな話だったら、見るに耐えないな、その前に予習しておこうと思い、「大河ドラマ・ストーリー」を立ち読み(笑)してきました。だから、それほど深く読んだわけではありません。

で、感想なんですが、まあ、江が月並みな「戦は嫌い」キャラクターなのは、まあ仕方ないかもしれません。最初からわかりきっていたし。やっぱり「風林火山」のミツや寿桂尼みたいな、現代の価値観とは違うキャラクターは、最近の大河では異色なんだろうな。

そこに目をつぶれば、前半段階では、ストーリー展開は意外なほどしっかりしています。正直感心しました。登場人物の考えがエピソードにより変わり、新たな人間関係が作られていく、この構成がとても自然です。市と三姉妹が、勝家に心を開いていくくだりとか、ベタだけど、とてもいい話だと思ったし。

少なくとも、「龍馬伝」のように、成長に関わるエピソードが不足したまま唐突に薩長同盟のような大事業を思いつくといった構成の不自然さは感じませんし、「坂の上の雲」のようなぶつ切りの場面と場面の間をナレーションでつなぐといった、「ドラマ」としての一体感が欠けた構成でもありません。「大河ドラマ」としての流れはしっかりしていると思います。

登場人物についても、市や秀吉、おね、勝家など、意外にオーソドックスな描写で、マニアックな視聴者でなければ、「イメージ違う」とはならないと思います。

肝心の、江とこれら英雄たちの関係作りについても、意外に不自然さを感じません。何でなんだろうと思って考えたのですが、信長が江を認めたというのを出発点にしているのが大きな要素だと思います。

秀吉や勝家、明智光秀は信長の部下ですし、家康も実際部下のようなものです。彼らにとって、信長が一目置く江に対して、ある種の敬意を持って接するというのはそれなりに自然なように思います。

この、信長との関係をドラマの出発点あるいはキーに置いた田渕さんは、やはり凡庸な脚本家ではないなと思いました。

まあ、自分は「風林火山」的世界観の方が現実を反映していると思っているので、血筋とか敬意なんて、むき出しの力の前では役に立たないだろうと思うのですが、それはそれとして、「ドラマ」の構成としてはなかなかのものです。

掲示板とかで「20年前の月9」とか言われることもありますが、この間「いつかまた逢える」を見ても思ったのですが、昔の恋愛ドラマは、エピソードをきっかけにした心理や人間関係の変化を構成するのが、最近のドラマより上手だったと思います。「江」のストーリーは、そういう構成については、なかなか丁寧だし自然なので、「20年前の月9」というのはある意味でほめ言葉なのではないかとも思います。

というわけで、脚本については、現段階では意外によくできていると思ったのですが、同に、このドラマのキーは、構成の大きな前提である江が「信長に一目置かれる存在」であることを、役者さんが画面のなかで説得力を持って表現できるかにかかっているように思います。ドラマの山場は意外に早そうです。

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2011年1月12日 (水)

美しい隣人 第1話

このドラマ、終了時間が遅かったので、1日遅れの簡単な感想です。

初回ということで、話にあまり動きもなく、仲間由紀恵演じるマイヤー沙希(しかし、すごい名前だな)も特に悪いことをするというのでもなかったのですが、映像がとてもおどろおどろしいので、それだけで、かなり不気味な雰囲気でした。

沙希が絵里子(壇れい)を追い詰める理由がこの段階では明らかになっていないし、ちょっとわけありなんだな、とわかる、この位の描写で正解なんじゃないかな、と思います。

それにしても、壇れいは普通の幸せな奥さんという雰囲気がよく出ていて、なかなか良かったです。仲間もやっぱり綺麗ですね。でも、自分で「おばちゃん」と連呼していたのにはちょっと笑えました。それにしても、仲間ほどの女優に木登りをさせてしまうなんて、このドラマのスタッフ、なかなかやるな(笑)。

ちなみに、沙希に誘惑されるのが渡部篤郎演じる絵里子の夫、慎二ですが、渡部には普通のサラリーマンは似合わないと改めて思いました。どうも裏で秘密捜査をしているように見えてしまう(笑)。

それにしても、あの、二日位洗わない髪を無理やりセットしたような髪型は何とかしてほしいです。結構モテモテ設定なのですが、あの髪型に惚れる女性がいるのでしょうか?まあ、あんまりさっぱりした髪型にすると、それこそ「狂気を秘めた刑事」みたいになってしまうので、ちょっと変化をつけたのかもしれません。

と、最後は渡部についていろいろ書いてしまいました。ファンの方が見ていたらごめんなさい。でも、私もこんな渡部は結構好きです。

というわけで、なかなか面白かったので、視聴継続決定です。平日なので、感想を毎週書くのは難しいですが。仲間に渡部がどう誘惑されるか、ちょっと楽しみです(笑)。

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2011年1月 9日 (日)

江 第1話「湖国の姫」

内容的には、それほど歴史の筋を外していたわけではないですが、ここまでダイジェスト感が漂う大河ドラマの初回は初めてです。普通、あの「天地人」でさえ、初回は力を入れるものですが・・・。

まあ、今週は完全に導入部でしょう。初回というより「エピソードゼロ」というイメージで見たほうが良かった。

個人的には、こういうふうに、中途半端に江の出生の経緯を描くのであれば、最初から上野樹里をどんどん出したほうがいいようにも思いますが、江を描くのであれば、浅井と織田の因縁も描かざるを得ないし、それなりに苦心が伺われます。ドラマって難しい。

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2011年1月 8日 (土)

新春ドラマスペシャル 味いちもんめ

簡単に感想です。

最初がちょっと煩いけど、そこを乗り切ってしまうと、ベタだけど、予想以上に面白かったです。ストーリーも人間の成長を描いていて、この手のドラマとしては良くまとまっていたと思います。大黒摩季の「ら・ら・ら」の入れ方とか、最高でした。昔車の中で一番よく聞いてました(苦笑)。

2つだけ書きます。

まあ、このブログなので(笑)、最初は貫地谷しほりについてです。今回は仲居さんの役ですが、相変わらず雰囲気があって、メリハリも付いた演技でよかったです。というか、本人の地とちょっと違う、古風で生真面目な役を自然に演じているのが素晴らしいです。

ただ、東京出身なのに異様に方言が上手な貫地谷ですが、京言葉は(特に最初のほうは)、ちょっと違和感がありました。後半は気にならなくなりましたが。やっぱり、京都の言葉はある程度練習が必要なのかもしれません。ちなみに、私が、京言葉で上手だと思ったのは、フジ大奥の安達祐実。正直、ネイティブじゃないかと思いました。

あと、どうしても書きたいのは主演の中居君についてです。このドラマは彼あってのドラマだと思います。真剣なときの演技は本当に上手です。正直、見直しました。バラエティとかでおちゃらけた姿を見ることが多いので、ちょっと過小評価されているのかもしれません。まあ、スマップ全般に言えることですが。やはりジャニーズというだけで色眼鏡で見るのは良くないと思いました。

というわけで、ちょっと心配だったのですが、まとめ方も上手でしたし、新年早々良いドラマが見られました。テレビ朝日は刑事ドラマだけではないんですね。視聴率によっては続編も期待できそうです。

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「恋するキムチ」公式サイトオープン

貫地谷しほりの久々の主演作ですが、公式サイトがオープンしました。「NHK岐阜開局75周年ドラマ」ということで、なんともマニアックなドラマです。まあ、貫地谷らしい、同年代の女優とは一味違う選択といえばいえます(笑)。

それにしても、このサイト、現在のところ、NHKのドラマホームページからはリンクされていないよう。このあたり、地方局制作の悲哀を感じます(苦笑)。

まあ、内容は結構充実しているので、個人的には満足。

ちょっと思ったのですが、髪形とか、よく似合ってます。もともと、貫地谷は容姿も悪くないと思うのですが、多分、「ブザー・ビート」とか、彼女が2番手クラスのドラマだと、本ヒロインを引き立てなければならないので、男性から見るとちょっと妙な髪形とか服(女性受けは悪くないようでしたが)にしていたのかと想像していたのですが、今度は主演なので、そういう制約がないんじゃないかなあと思います。

というわけで、結構注目しているのですが、残念ながら仙台では放送がありません。全国放送も検討しているとのことなので、ぜひ実現してほしいです。

ちなみに、公式サイトはこちらです。

http://www.nhk.or.jp/gifu/kimchi/index.html

そういえば、今日はこれまた貫地谷出演の「味いちもんめ」。昔は良く見てました。いっけいさんとも「龍馬伝」に続いて同じドラマでの出演です。まあ、共演場面があるかはわかりませんが。感想は書かないと思いますが、楽しみにしてます。

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2011年1月 2日 (日)

2011年冬クールドラマについて(他もろもろ)

正月2日は「箱根駅伝 往路」で、これまでなら気合を入れて見ていたんですが、毎年代わり映えしない展開(4区までどこかの大学独走→5区柏原逆転)と、「スーパールーキー出現!」に飽きてきたので、今年はほとんど見てません。

というわけで、一昨年録画していた「坂の上の雲 第5回」を見てました。アリアズナの初登場ってどんな感じだっけ?という不純な動機(笑)で見てたんですが、マハンが真之に「様々な戦例を一生懸命分析し、実際の戦いに生かすべきだ。」みたいな事を言ってたのが印象に残ってます。こういう考え方って、仕事でも生かせると思うんですけど。仕事も戦いのようなものですし。

で、この時間は、本当はテレビ東京系の「二人の軍師」を見たいんですけど、残念ながら、仙台では放送してません。多分、脚本、演出、衣装等で大河ドラマとは比較にならないほど安っぽいと思うんですけど、キャストが強力です。山本耕史、西田敏行、貫地谷しほりと、個人的には時代劇系では最強のメンバーだと思います。高橋克典もなかなかのものです。このまま大河で使いたいほどのメンバーです。まあ、いずれBS-Jで放送するのを期待しましょう。

さて、さっきは「いつかまた逢える」の感想を書いたわけですが、古いドラマの話ばかりしていてもしょうがないので、1月スタートのドラマについてです。

まずは大河「江」についてです。NHKで随分宣伝してますね。ただ、昨年の「龍馬伝」と比べるとちょっと控えめの気もします。

予告を見た感想なのですが、このドラマ、脚本が「篤姫」の田渕久美子さんということで、多分、女性をターゲットに据えたストーリーになるんでしょうけど、重鎮を揃えた俳優陣、戦国を生き抜くヒロイン、実年齢よりちょっと年かさに見える女優陣と、むしろ「功名が辻」と近い印象を受けるんですけど。時代も一緒だし。

個人的には、特に茶々役の宮沢りえが微妙かな。平成に入ったあたりだと、後藤久美子と宮沢りえがなんとなくライバル的な印象があって、「独眼竜政宗」が好きだった私はゴクミ派でした(笑)。そのころの印象を引きずっているので、あんまり好きではないんです。予告を見ても、よく言えば落ち着きすぎているような気がしますし、茶々としてはどうなのかなあ。

まあ、「篤姫」路線のストーリーと、「功名が辻」を思わせる俳優陣は、新味はあまりないけど、手堅いともいえます。どのように展開するのか注目したいです。

民放では、見ようと思っているのがテレ朝系金11時「バーテンダー」とフジ系火10時「美しい隣人」です。基本的にキャストで選んでます。

「バーテンダー」は主役の相葉君って良く知らないんですが、貫地谷しほりが出るというだけで視聴決定です(笑)。それにしても、貫地谷は「金曜ナイトドラマ」に毎年出ているなあ。

同様に「美しい隣人」は渡部篤郎が出るということで、見てみます。ただ、仲間由紀恵に翻弄される役ということですが、私の中では「外事警察」の住本さんのイメージが強すぎるので、渡部が平凡な役を演じていると、実は裏の顔があるんじゃないかとか思ってしまいます。国家権力さえ翻弄する「公安が生んだ魔物」が一介の悪女に翻弄されるとは思えないんですけど(苦笑)。

あとは、ちょっと月9の動きは面白そうです。ただ、今クールは「どっかで見たような設定の組み合わせ」感が強いのでパスします。キャストにも惹かれないし。

月9は、前クールの「流れ星」から、若い脚本家を積極的に登用していて、今回もその方向性を維持しています。「流れ星」はなかなか落ち着いたストーリーだった(最終回は間延びしたが)し、新しい血を入れるというのは、ドラマに新風を起こす可能性もあるので、この取り組みは良いことだと思います。特に昨年はドラマジャンルが警察ものに偏りすぎていたので、斬新な設定の恋愛ものとか見てみたいものです。

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新年最初の感想(ドラマ「いつかまた逢える」)

2011年が来ました。冬型の気圧配置の割りに仙台は穏やかな新年で、ちょっと拍子抜けです。

さて、新年最初の記事はドラマ感想です。本当は、年末に東京で「夜景が綺麗なホテル」に泊まって、その記事を書くつもりだったのですが、諸事情でできませんでした。

「いつかまた逢える」は昨年DVD化された福山雅治の月9初主演作ということですが、桜井幸子がヒロインという方が興味あって見てみました。なんか、桜井と月9は全く結びつかないので(笑)。前から見たかったんですが、時間があるときにまとめてみようと思ったので年末年始の鑑賞です。

全般的な感想です。月9に良くある複数男女の恋愛のバトルロイヤルに「未成年」の萌香が入っていたら?といった無理やり感がありますが、そこが普通のドラマとちょっと違った味になっていますし、ちゃんとドラマとして成立させた当時のスタッフの力量はなかなかのものです。

登場人物のキャラクター分けもしっかりしているし、ドラマ中のエピソードがきっかけになる人間関係の変化もよくまとまっています。伏線の張り方も上手です。基本的には丁寧な脚本だと思います。

ラストは賛否両論あるところですが、個人的には落ち着くところに落ち着いたのかな、と思います。多分、恵子(高島礼子)が荒木(椎名桔平)に中途半端なモーションをかけなければ、ラストの組み合わせ+伸一-純子(大塚寧々)で自然にまとまったような気がするし。そう考えると、真に悪いのは恵子で、荒木じゃありません(笑)。

ただ、みんな仕事中にプライベートの電話をし過ぎ。こういう仕事の扱いの軽さはフジのドラマらしくて好きではないです。

主演の福山雅治演じる伸一ですけど、優しくて思いやりがあるように見えるけど、実はそうでもないような気がします。つゆ美(桜井)が伸一と荒木の間で揺れ動いているといった意見もネット上では多いようですが、私が見た印象では、最終回前では、つゆ美(桜井)は伸一と一緒にいることを選んで、荒木の誘いをことごとく断っていて、実はぶれがありません。彼女が荒木を忘れようと努力していることに伸一は全く思い至っていない。

前の恋愛を忘れたりするのには少し冷却期間が必要なのに、自分の好きな人を元恋人のもとに向かわせて、その結果、つゆ美がしっかり踏ん切りをつけるために出雲に向かうと彼女を責めるなんて、ちょっとどうかしています。「信じよう」と言いながら、実はつゆ美を信用していないのは彼なんじゃないかと思います。もしつゆ美に「そもそも、あなたが私に荒木さんを思い出させるようなことさせたんじゃない!」と言われたら伸一は返す言葉がないんじゃないかな。

もっとも、ラストの荒木とつゆ美のツーショットがこれはこれでよく似合っているので、この組み合わせに戻って良かったような気もしますし、つゆ美にとっては「悔いのない恋愛」になったような気もします。そういう意味では伸一の判断は正しかったというところなのでしょうか?

ラスト近くの伸一の涙は「悔いのない恋愛」の終わりへの惜別の涙なのか、自分の判断への悔いなのか、見解が分かれるような気がします。脚本の狙いとしては前者で、個人的には後者かな。なんとなく、ラストの伸一の憂いを湛えた表情をみると、彼が吹っ切った感じがしないんです。でも、最近のドラマの脚本だと、伸一-つゆ美が結ばれて、余った荒木-純子をくっつけるといった結末にしそうですが、あえてそうしなかった水橋さんの脚本には志を感じます。

桜井幸子ですが、丁度「人間・失格」と「未成年」の間にこのドラマに出ているのて、「月9」→「金曜ドラマ」のヒロインというコースになっていて、彼女のキャリアの中でまさに全盛期です。個人的には容姿もこのころがもっとも綺麗という感じがします(彼女の場合、その後の落ち方が異様に緩やかなんですけど)。こりゃ伸一も諦められないでしょう。やはり引退はもったいなかったような気がする。

でも、良くも悪くも軽い感じのフジ系ドラマなのに、桜井が出てくるといきなり野島ドラマのテイストが出てしまうので、やっぱり、普通の恋愛ドラマに出ていると違和感があります。伸一とつゆ美の幸せな場面を見ていても、なんか悲劇的な破局が待っているような気がして(実際破局したし)。特に最終回はほぼ憂いを湛えた表情が物凄く綺麗です。流石は最強の薄幸女優。個人的にはそのミスマッチ感がこのドラマの味になっていると思います。ドラマは奥が深いです(笑)。

あと、椎名、大塚、高島礼子、西田尚美といった俳優・女優陣が今も活躍している人が多いのが印象に残ります。特に椎名とか高島なんて、今のほうが味があっていいですし。カンゾー(今田耕司)もドラマ全体のよき潤滑油で良かったです。

というわけで、全盛期の桜井と爽やかな福山、よく練られたストーリーを堪能できました。最近はこういうある意味王道のラブストーリーが少なくてちょっと淋しいです。まあ、見るかどうかは別ですが(笑)。個人的には、ビジネス要素もしっかり描いた恋愛ドラマを見てみたいです。NHKの土曜ドラマ「トップセールス」はイメージに近いかな。あのドラマの椎名桔平は仕事もできて格好良かった。

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