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2011年10月 2日 (日)

放射能関係で一番必要な情報は?

さっき、栃木県のツインリンクもてぎでのMotoGP第15戦 日本GPが終わりました。こんなにリタイヤ続出なのは見たことありません。

さて、この日本GPですが、ライダーたちが放射能を恐れて出場ボイコットの動きがあったそうです。そこで、MotoGPの主催者であるFIMが放射線量など調べたそうです。そうしたら、なんと、マドリードでは毎時約0.2マイクロシーベルト、ローマでは毎時約0.3マイクロシーベルトと、もてぎあたりより高い放射線量を示していたそうです。

ちなみに、仙台では毎時約0.1マイクロシーベルト前後なので、これら都市は仙台市より放射線量が高いこととなります。

まあ、海外のバイクのライダーとか、正確な情報がないので「危ないかもしれない」という風評に惑わされるのはある程度仕方ないと思います。(あと、リタイヤ続出なのは、地震の影響でコースコンディションが悪かったんじゃないかなとも思いました。舗装も75%も直したそうですし。そういう意味なら、ライダーたちの懸念も分かるような気もします。)

問題なのは、我々現に日本に住んでいる人も同レベルの情報しか提供されていないことです。

9月30日に南相馬市の一部など「緊急時避難準備区域」の指定が解除されましたが、通常よりも高い放射線量を示していることには変わりありません。「毎時0.5マイクロシーベルトって大丈夫なの?」と不安になるのは人情です。これに対する政府の説明も具体的な裏づけに乏しいので説得力に欠けるのは問題だと思います。

というわけで、今、一番必要な情報は、「どのくらいの放射線量だと影響があるの?」という裏づけのある情報だと思います。これがあれば、避難している人たちの復帰の目安や除染の目安になって、高速道路無料化なんかよりよっぽど大きな復興への役割を果たすと思います。

で、具体的な方法ですが、世界中には天然の放射線量がすでに年間5ミリシーベルト以上の土地も多いわけで、そういうところにも都市はあります。そういう都市を含めて放射線量ごとに段階的にサンプリングして、放射線の影響で発生する病気の発生率を、放射線量の少ない都市の率と比較すれば、放射線量の健康への影響を示す裏づけになると思うんです。

まあ、こういう調査をすると、影響が出ると判断される地域が国内に多かった場合、国の負担が増えるのを恐れて、国は調査をしないのかもしれませんが、国民に安心を提供するという国の役割を果たすために、何らかの形で情報提供はする必要があると思います。

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