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2012年4月15日 (日)

追波川河口を訪ねて

この冬はとにかく寒く、なかなか車で遠出をしようと思わなかったのですが、ようやく暖かくなったので、ちょっと出かけてきました。

行った先は、石巻市の追波川河口地域です。ここは大河が谷筋を通って直接太平洋に注ぐ景観が好きで、学生時代からよく行っていた場所でした。震災以降初めての訪問です。

R45を飯野川から旧北上町方向に向かう道路はかなり走りやすいのですが、流石に震災の影響で路面がかなり傷んでいました。もっとも、それでも結構な速度で巡航が可能です。

最初に行ったのは、大川小学校です。ここには鎮魂の碑などが建てられ、水やお花が添えられていました。建物自体が震災後1年たっても、当時のままの姿のなのがやはり痛ましいと思います。

ここの裏山を見たのですが、かなり急傾斜で、ほとんど杉林で覆われています。一部が草の斜面になってますが、ここもかなりの急傾斜です。ここを登っていくのはかなり難しいだろうなと思いました。とはいえ、その斜面以外に高いところに行けそうなルートがありません。なかなか難しいところだと思います。

そのあと、R398を対岸に戻り、追波川沿いを河口まで走ったのですが、かなり地盤が沈下したようで、震災前と比べると水面と道路との距離が近くなったような気がします。震災前は河口には海岸とちょっとした堤防との間に砂浜が広がっていたのですが、ほとんど失われ、堤防に直接波が打ち寄せていました。

ここには吉浜小学校があるのですが、3階部分までガラスが破られていて、津波が高かったことをうかがわせました。

旧北上町でいうと、全般に、新北上大橋付近まではかなりの損害で、低地はほとんど更地の状態になっています。そのちょっと上流の橋浦地区は基本的に震災前の状態を維持しているように見えました。多分、ほんのちょっとした高さの違いとかで明暗を分けたのでしょう。

仙台あたりでもそうですが、今回の震災の特徴である、津波被害の有無によるコントラストの残酷さを感じました。

道路状況でいえば、三陸道の無料化は終了しましたが、どこを走っていても日曜日の朝にしては結構車の量が多いなと感じました。仙石線が復旧していないのとか影響しているのでしょうか?

というわけで、朝ちょっと往復してきた感想でした。津波で直接被害を受けた地域はここでも震災直後の惨状がそのまま残っていますが、基本的に現段階だと人も住んでいないので後回しになっているのかもしれません。

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