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2012年12月16日 (日)

宮城県南の観測地の現状

ツイッターの会話の中で、宮城県南の観測地の話題を出したら、「今どうなっているだろう」という思いが強くなって、今日、行ってきました。

まずは亘理町の吉田浜に向かいました。ここは大学に入った頃、よく行っていた観測地です。海岸の堤防の下に車を止めて観測をしていました。

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ある程度は予想していたのですが、海岸まで入れません。遠方に見える堤防も仮設しただけのように見えます。以前は立派な防潮堤があったのですが。

次に、牛橋河口です。ここは自分が就職して少し経ってから、大学の後輩たちの冬のメイン観測地になっていたようです。

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これが入り口です。

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かなり荒れています。手前の道路は震災前は舗装されていたんですが。それにしても、奥のグラウンドは楽天イーグルスが練習に使っていたのでしょうか?

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津波で被災した自動車です。まだ山積みになっていますね。この公園は、駐車場も大きいし、夜間照明も少なく、スペースも大きかったので、かなり条件のいい観測地でしたが、やはり今は厳しいですね。

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年度内には復旧されるとのことですが、今の荒れた状況をみると、ちょっと難しいような気がします。

最後に、山元町山下です。ここは大学後期から震災前まで好んで使っていた観測地です。防潮堤の上に車を乗り入れて、そのまま望遠鏡を出せるのがメリットでした。

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その防潮堤が無残な姿をさらしています。正直ショックでした。

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ここも、海岸までは入れません。防潮提が壊れて、海が見えるようになっています。

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瓦礫の処理施設だと思います。海岸のあちこちに見られました。

というわけで、予想はしていましたが、なかなかショッキングな光景でした。

あと、ちょっと思ったのは、山元町とか亘理町の状況って、意外に報道されていないのではないかということです。

県南の被災地は、平地の結構奥まで津波が来たので、三陸沿岸とはちょっと違った様相を呈していて、防災対策とか復旧対策でも三陸とはまた違った対策が必要な気もしますが、こういう状況はあまり知られていないように見えます。

具体的には、三陸の小さな漁村と違って、適切な防潮堤は減災にある程度有効な気はしますし、避難経路の確保も必要です。避難ルートも長くなるし。あと、広大な海岸沿いの平地をどのようにしていくか(イチゴ畑の復旧とか、ほんの少し動きは見えますが、まだまだ手付かずといっていい状況です。)も大きな課題のような気もします。そういう情報はあまり知らされていないように思いました。

個人的には、被災地に直接足を運ぶと、テレビや新聞報道だけでは見えない部分がいろいろあって、そのあたりが中央や政治家には今一つ見えていないんじゃないかという感想を持ちました。

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