「八重の桜」について初回放送前に考えたこと
2013年最初の更新は久々にテレビドラマについてです。
昨年の秋クールは「悪夢ちゃん」「東京全力少女」と結構話がしっかりしているドラマがあって楽しめました。やはりドラマは脚本だなと思います。
さて、「八重の桜」です。
このドラマについてはほとんど予備知識はないのですが、大河ドラマとしては異色だと思います。
普通、大河ドラマの主役は天下人とか、その妻とか、剣豪とか、優秀な指揮官とかがほとんどですが、「八重の桜」の主役、八重はそのいずれにも当てはまらないような気がします。
まあ、会津若松城の籠城戦で優秀な射撃手だったそうなので、「優秀な軍人」なのかなあ?とも思いますが、どうもこの人の業績とかはっきりしないので、今一つ興味が出てこないのが正直なところです。
あと、ストーリーもちょっと気になるところがあります。
描く時代は幕末から日露戦争にかけてということのようですが、ここも上手に繋がるのかな?と思ったりもします。
前半の幕末はこれまでも再三描かれてきているし、なんとなくイメージできるのですが、後半の明治維新から日清、日露戦争の部分でどのように話を展開していくのか、どうも想像ができません。
実は、なんとなく、「朝ドラ」の描写に近くなるのではないかと想像しています。
その手法は、主婦層の好感を得て視聴率を取るには意外に向いているのではないかとは思っているのですが、「大河ドラマ」として本当にそれでいいの?と思わないでもありません。
もっとも、ドラマに携わる皆さんはプロですから、これまで書いてきたような疑問を一蹴するような素晴らしいドラマを作っているかもしれません。それに期待しましょう。
まあ、ここまでの論調からも分かるように、なんとなく気乗りしないのですが。「大河で東北の復興を支援する」とかいうのも違和感あるし。
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