GINJI150-FNに視野回転装置を取り付ける。
GINJI150-FNの場合、初期状態だと視野の回転を考慮していないのが少々使い勝手の悪い点です。笠井トレーディングのHPを見ても、視野回転装置的なものはなさそうでした。
一応、Tリングのネジを緩めて回転させることは出来るのですが、暗夜に小さなネジ穴を探して精密ドライバーを差し込むのは結構大変ですし、ねじ山をなめる可能性も高いです。
そこで、いろいろネットであたってみたのですが、BORGのM57回転装置DX(7352)が目的ドンピシャなので、早速購入することに。これが結構入手に時間がかかりました。なんとなく、Nゲージの部品と状況が似ている気もします(苦笑)。
左から、笠井のコマコレクター、M57回転装置DX、ステップダウンリング、そしてTOMIXのバラスト(BORGと同じ会社で取り扱ってるので載せてみました(笑)。
ただ、ここで問題がありました。笠井トレーディングのコマコレクターの場合、M48フィルターネジが切ってありますが、BORGの場合、M57になります。最初はM48→M57アダプターとかあるだろうと簡単に考えていたのですが、笠井にもBORGにもありません。
でも、いろいろ調べていくと、手持ちのBORGの2インチホルダーにはM52フィルターネジが切ってあることが判明しました。そこで、マルミ光機のステップダウンリング52-48mmを噛ませると、ばっちり接続することか出来ました。
この方法は、48mmフィルターネジの機器にBORGの豊富なパーツを組み合わせる上では結構使える裏技だと思います。
上の写真の右が、ステップアップリング+2インチホルダーS+M57回転装置DX+手持ちのM57→Tリングアダプターを接続した状態です。左はコマコレクターに付属していたスペーサーです。笠井のコマコレクターの場合、象面がレンズ面から60~80mmの位置にあるのが適正ということで、このスペーサーが必要なのだと思います。
比べてみると、スペーサーよりも丁度1センチ位M57回転装置DXセットの方が厚くなっています。2インチホルダーSでは厚すぎで、ホルダーSSへの交換が必要かもしれません。
そして、上の写真がコマコレクターにM57回転装置DXセットを接続した状態です。結構綺麗にまとまったと思います。
一応、組み合わせを改めて書いておくと、コマコレクター→ステップダウンリング52-48mm(マルミ光機)→2インチホルダーS(BORG)→M57回転装置DX(BORG)→Tリングアダプター(多分BORG)という形です。
というわけで、光路長の問題はありますが、一応、視野回転装置のめどは立ちました。次の晴天が楽しみです。
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