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2014年5月 5日 (月)

室根山での撮影(5月3日夜)

昨日も書いたのですが、今年初めての本格的な撮影を室根山で行ってきました。

この日は寒冷前線が通過して、午後7時ごろには仙台でも雨がぱらついたりしていて、晴れるか心配だったのですが、GPVを信じて北上したら、見事に快晴に恵まれました。

前線通過後なので、山上だと風が強いんじゃないかと気になって、ぎりぎりまで神割崎と迷ったのですが、どうやら平地でも風が強かったようなので、結果的には室根山で良かったと思います。

自分の使っている撮影地は望洋平キャンプ場の少し上の駐車スペースで、西側に山があるので風が大分遮られたようでした。そういう意味でもラッキーだったと思います。

それでは、順次アップしていきます。

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カメラ:PENTAX K-5Ⅱs
撮像鏡筒:BORG100ED+0.78倍レデューサー(500mmF5)
GPD赤道儀で電動追尾(ノータッチガイド)

M65,66,NGC3628
140503m656631
撮影日時:5月3日22時29分
露出:75秒×8枚コンポジット
ISO:6400

M81,82
140503m818231_2
撮影日時:5月3日23時25分
露出:60秒×8枚コンポジット
ISO:6400

この2枚を比べると、M81,82の方が露出時間が短いのに写りがいいのが面白いところです。赤緯が高いせいか、追尾もこの日の撮影の中では最も安定していました。

M5
140504m511
撮影日時:5月4日0時59分
露出:25秒×4枚コンポジット
ISO:6400

球状星団って撮ったの初めてですが、シャープな光学系で撮ると面白そう。星雲ほど露出要らないだろということで、露出時間もコンポジットも控えめです。

M8,20
140504m82031
撮影日時:5月4日1時23分
露出:35秒×8枚コンポジット
ISO:12800

ついにこのブログのタイトルにもある、いて座の天体登場です。これで格好が付きそう(笑)。

それはともかく、M8,20は天の赤道近くにあるせいか、赤道儀での追尾がどうも上手く行かず、この天体のみISOを12800にして露出時間を抑えています。それでも少々ガイドずれを起こしています。

あと、K-5Ⅱsは赤い星雲が無改造でもよく写ると名高いですが、M8の赤い星雲もM20の青い星雲も綺麗に発色していて、噂どおりの描写です。

M51
140504m5111
撮影日時:5月4日2時02分
露出:60秒×7枚コンポジット
ISO:6400

再び系外星雲に戻したのですが、M81,82と比べると追尾が安定していません。コンポジットが7枚という中途半端な枚数なのはそのせいです。赤道儀の三脚に足がちょっとぶつかったので、極軸がずれたかもしれません。

M27
140504m2711
撮影日時:5月4日2時24分
露出:60秒×8枚コンポジット
ISO:6400

この夜最後の撮影です。M27は色が綺麗で好きな天体です。もう少しアップで撮れるといいのですがね。
この日は3時には薄明が始まってしまうので、これで撤収しました。

室根山の改めての印象なのですが、南東から南にかけては気仙沼市と旧室根村の市街地の明かりが高さ30度位まではちょっと気になります。

まあ、何とか夏の銀河にある天体も撮れるとは思いますが、そちら狙いだと南に市街地が存在しない牡鹿半島先端とかの方がいいのかもしれません。

ただ、キャンプ場の灯りが影響していた可能性もあります。実は帰りに室根高原牧場の方を回ってみたのですが、そこに街灯のない大きな駐車場があったので、そちら方面も試してみる価値はあるなと思いました。

というわけで、春の系外星雲をいろいろ撮れて結構満足な撮影でした。次は夏の銀河の天体を狙ってみたいと思います。

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