« タムロン70-200mmF2.8(A001)のテスト | トップページ | 比較テスト K-5Ⅱs vs EOS KISS X6i »

2014年5月18日 (日)

牡鹿コバルトラインの復旧状況

東日本大震災で大きな被害を受けた牡鹿コバルトラインですが、今年のGW前に全線通れるようになりました。

ただ、連休中はさすがに混みそうなので遠慮して、今日(5月18日)行ってきました。

空いている早朝に出発したのですが、高速料金を少し節約しようと仙台港北インターまで一般道で行こうとしたら、苦竹インター入り口で軽自動車が事故を起こしていてR45に入れません。仕方なく利府街道を走って利府中インターから三陸道に入ったのですが、信号待ちとかで結構疲れました。気分的には利府まででこの間の神割崎往復分と同じ位運転した気になりました(苦笑)。

その後は到って順調に進み、女川からコバルトラインに入りました。大原インターまでの北半分は以前から開通していたわけですが、より一層道路が整備されていて、交互通行は皆無、路面もとても綺麗になっていました。結構朝から走りに来ているバイクが多かったので、運転は慎重にした方が良さそうです。

あと、全線開通してから日が浅いのもあってか、日曜朝にしては他県ナンバーの一般車も結構走っていたりしていました。コバルトラインはもちろん公道で、サーキットとかではありませんので、運転を楽しみに来る方は、そのあたり留意が必要です。ブラインドコーナーとか先に何があるか分かりませんし、「流す」感じで楽しむ程度にしていた方がいいと思います。

Img_28311
大原インターです。ここから先が今回開通した区間です。

さすがに、ガードレールが設置されていなかったり、工事中の場所も多くなってきます。

Img_28331_2 Img_28342
ただ、交互通行とか相当多いかと思っていたのですが、1ヶ所(鬼形インター)だけで、舗装もしっかりされているので、走っていて全く支障はありませんでした。

Img_28374

終点の山鳥駐車場です。ここは震災以降瓦礫置き場になっていましたが、綺麗に片付けられていました。ただ、駐車場は現段階では入れないようです。

Img_28421

牡鹿オートキャンプ場方面の写真を撮ってみました。 今回はEOS KISS X6iを持っていったのですが、通常撮影だと全く不満がありません。

そして、今回のドライブの第二の目的地、御番所公園です。

Img_28601
多目的観測所はいつの間にか展望台に変身です。昔、観測所に配備されていたNJP赤道儀やMT-200といった超優秀な機材はどこに行ったのでしょうか(苦笑)。

震災で被害を受けた展望塔も様変わりです。

Img_28487

シンプルになりましたけど、綺麗でいいですね。地震にも強そう。

Img_28511
展望塔から北東方向です。金華山瀬戸が見えます。

ちなみに、御番所公園に来たのは、今週末のきりん座流星群を見据え、天体観測地として使えるようになっているかどうかの確認も兼ねてなんですが、駐車場も入れるようになっていたし、特に問題はなさそうです。

ただ、駐車場に照明があるのが気になるところです。結局、夜間に来てみないとはっきりしたことは言えなさそう。

あと、北側が展望塔のある高台になっていて視界が若干遮られるので、きりん座流星群観測については神割崎とか蔵王あたりを使った方が良さそうです。

帰路、途中の鮎川の写真です。

Img_28641
結構巨大な防波堤を作ってます。湾内が水質悪くならないか心配になります。

帰りはコバルトラインではなく、県道2号線です。こちらも前回来たときより整備が進んで、快適に走れました。コバルトラインよりも海沿いを走るので、これはこれでなかなかお薦めのルートです。

というわけで、コバルトラインの復旧で牡鹿半島の道路に関しては、震災前に近いレベルに戻った感じがします。というか、元々台風とかで交互通行になっていることも多かったし、震災前は路面が相当荒れていたので、そういう面では震災前以上に整備された感じがします。

今回は早朝に走ったので、何も食べないで帰ってきたのですが、復興商店街もあるようだし、昼食を鮎川で食べて、日中のドライブもいいかもしれません。牡鹿半島の観光に関しては着実に復旧が進んでいる感じがします。

|

« タムロン70-200mmF2.8(A001)のテスト | トップページ | 比較テスト K-5Ⅱs vs EOS KISS X6i »

2011年東日本大震災」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 牡鹿コバルトラインの復旧状況:

« タムロン70-200mmF2.8(A001)のテスト | トップページ | 比較テスト K-5Ⅱs vs EOS KISS X6i »