この3連休は様子を見て鳴子に再チャレンジしようかとも思っていたのですが、撮影ガイドを読んでいたら、撮影地が裏磐梯の綺麗な写真があったので、こっちに行ってみることにしました。
6時少し過ぎに家を出て、東北道→R115→磐梯吾妻レークラインを一気に走破して、最初の目的地、「三湖パラダイス」には8時頃の到着です。途中、R115は路線改良が進んで、登り坂は登坂車線が付いている区間が長かったので、快調に運転できました。
ここは檜原湖、小野川湖、秋元湖の3湖を一望に出来る場所だそうで、「るるぶ」に写真が掲載されていたので、行ってみたのですが、
左の写真でもわかると思いますが、残念ながら、既に紅葉は終わりかけていました。もう2週間早いと良かったかも知れません。右の写真はもう少し下った涼風峠から撮影したものです。
ちなみに、「三湖パラダイス」ですが、地図には駐車場マークがありますが、実際は車よけ程度で、普通のバスが一台来ると一杯になってしまうほど小さいので、要注意です。景色を堪能したい場合は朝早くを狙った方がいいと思います。
次に向かったのが本命の一つ、「中津川渓谷」です。ここは近くのレストハウスから谷底まで遊歩道を下るのですが、結構急です。さすがに三連休、八時台から観光バスが来て、団体客が下っていましたが、スカート姿のバスガイドさんが一番大変そうでした。
肝心の紅葉ですが、谷底はやはり落葉していて、ちょっと残念です。あと、狙っていたポイントとは反対側に出てしまい、いい写真は撮れませんでした。(ちょっと研究が必要かも。)
ただ、レストハウスそばでこんな写真が撮れたので、よしとしましょう。11月2日は仙台を出発するときは快晴で、途中、東北道から蔵王がとてもはっきり見えていたのですが、裏磐梯は結構不安定な天気で、雲が増えたり減ったりの繰り返しでした。この写真は幸運にも、丁度快晴になったときのものです。
次は、ちょっと離れた「達沢不動滝」です。ここは、大河ドラマ「風林火山」のオープニングや、TBSドラマ「里見八犬伝」のロケ地に使われた場所です。ちなみに、「里見八犬伝」では、この場所は伏姫役の仲間由紀恵が渡部篤郎演じる婚約者に誤って矢で射られてしまうという、あまり縁起の良くないシーンに使われていたような気がします。(余談ですが、当時、このキャスティングを見て「ケイゾク」「トリック」夢のコラボレーションとかいって、大喜びしていた記憶があります(笑)。)
ここに行くためには、中ノ沢温泉に向かい、温泉街から山道を入っていくのですが、道幅も結構狭く、最後はダートが少しある(それほど荒れていません)ので車高が低い車は要注意です。ダートを見たとき、とりあえず、MR-Sで来なくて良かったとほっとしました。
林道の終点に駐車場があるのですが、露出度が高まったせいか、20台位の駐車スペースは満杯で、結構混雑していました。また、駐車場からも10分くらい沢沿いに歩きます。
やっとたどり着いた滝ですが、大きさの割に見物客が多く、人が写り込んでしまうので、構図を決めるのに一苦労でした。まあ、お互い様ですね。
というわけで、なんとか撮ってみました。中津川渓谷でもそうなのですが、撮影ガイドの写真より赤い葉が少ないのが残念です。でも、今回初めてスローシャッターにチャレンジしてみたのですが(露出1秒)、水が糸を引いたようにソフトに写るのが美しく、これはこれで良かったです。
その後、中ノ沢温泉の「花見屋旅館」で立ち寄り湯(詳しくは書きませんが、源泉掛け流しで、内湯、露天風呂ともにとても明るく清潔でした。マイルドな酸性湯(PH1.9だそうです。)も珍しいと思います。かなりお薦めです。)をしたあと、西吾妻スカイバレー経由で帰ろうと思ったのですが、裏磐梯方面は結構渋滞していそうだったので、途中で引き返し、行きと同じルートで帰りました。
私は渋滞が嫌いなので、これまで裏磐梯のようなメジャーな観光地は避けていたのですが、黄金色に輝くカラマツの中に散在する赤い紅葉を見ながらドライブするのは素晴らしかったです。朝早く動くとそれほど混まないし、また来年もチャレンジしてみようかと思います。
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